新車191万円! スズキ「最新ジムニー」今は普通に買える? かつての「年単位で納車待ち」は大幅改善! ACC装備&デザイン変更した“最新改良モデル” すっかり短納期に
2025年10月に一部改良が行われたスズキ「ジムニー」について、最新情報を販売店に聞いてみました。
ジムニーの納期は短い 今なら3〜4ヶ月で納車可能なケースも
スズキは2025年10月15日、「ジムニー」の一部仕様変更を実施し、11月4日より販売を開始しました。
その後の反響について、スズキディーラーに問い合わせてみました。
1970年4月に軽自動車で唯一の四輪駆動車(当時)としてデビュー後、悪路走破性とコンパクトな車体による取り回しの良さにより、さまざまな作業現場や山間部、積雪地の重要な交通手段として活躍してきたジムニー。
2代目にフルモデルチェンジしたのが1981年5月、3代目は1998年10月と、1代あたりのモデルライフが非常に長いことも特徴のひとつです。
現行モデルとなる4代目は、2018年7月にデビューしており、実に20年ぶりのフルモデルチェンジとなります。

4代目ジムニーは、新開発のラダーフレームにFRレイアウト、副変速機付きパートタイム4WD、3リンクリジッドアクスル式サスペンションといったジムニー伝統の車体構成を継承しつつ、「ブレーキLSDトラクションコントロール」を全車に標準装備し、高い走破性能を実現しています。
デザインもスクエア基調でクラシックなものに丸目ヘッドライトを装備し、女性ユーザーからの人気も高くなっています。
搭載されるエンジンは、専用にチューニングが施された排気量660cc DOHCターボ「R06A型」を搭載し、最高出力64馬力、最大トルク96Nmを発揮します。
トランスミッションは5速MTと4速ATの2種類から選ぶことができます。
なお、2025年1月には5ドアの「ジムニー ノマド」が発売。こちらは海外生産(インド)ですが、ジムニー(および小型車版の「ジムニーシエラ」)は静岡県の湖西工場で生産されています。
オフロード走行をこよなく愛するオフローダーだけでなく、降雪地帯に暮らすユーザー、さらにはジムニーを「映えるクルマ」として惚れ込んだ「ジムニー女子」など、さまざまなユーザーの支持を集めていきます。
その結果、デビュー直後から注文が殺到し、さらには輸出用の生産も同時に稼働させなければならず、納車まで常に1年前後という状態が長く続いています。
デビューから7年が経過した現在もさまざまな仕様変更が行われており、今回の一部仕様変更では、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を採用し、車線逸脱抑制機能を標準装備。
そのほか、アダプティブクルーズコントロール(ACC/全車速追従機能付き)や、後方誤発進抑制機能、スズキコネクトに対応するなど、安全機能と快適装備がより充実しています。
今回の改良でジムニーは「5型」となり、安全装備が追加されたにことよって、ごくわずかですがフロントバンパーの形状に変更点が見られます。
なお、今回の一部仕様変更から5速MTと4速ATの価格が同一となっています(これまでは4速ATの方が10万円ほど高い設定でした)。
ジムニーのボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1590mm、ホイールベース1725mm、ホイールベースは2250mmです。
仕様変更前とグレード構成は変わらず、車両本体価格は191万8400円〜216万400円です(いずれも消費税込み)。
参考までに、2024年2月に実施された一部仕様変更時の車両本体価格が165万4400円〜200万2000円であったことを考慮すると、約20万円〜27万円の値上げです。
軽モデルのジムニーに対し、現在販売店に届いているユーザーからの反響と納期について、5月下旬に首都圏にあるスズキディーラーに問い合わせてみました。
「ジムニーというと、『納車まで少なくとも1年待ち』というイメージがすっかり定着してしまいましたが……。現在はその納期もだいぶ短縮されてきました。
いわゆる現行モデルの『5型』のご納期は、グレードや仕様にもよりますが、おおよそ3〜4か月です」
だいぶ納期が短縮されてきましたが、他のスズキディーラーはというと……。
「ジムニーは、4か月あればご納車が可能です。場合によってはもう少し短縮できるかもしれません。
ときどき『納車までだいぶ時間がかかるから、とりあえず注文だけ入れておこう』というお客様がいらっしゃいます。
お待ちいただく時間が年単位のつもりでお考えだとすると、数か月で届いて慌ててしまう可能性もございます。
最新のご納期に関しては事前にご確認いただきますようお願いいたします」
年単位で待つのがデフォルトのようになってしまった4代目ジムニー。これまで、購入を考えていたユーザーにとっては朗報といえるでしょう。
しかし、この納期は刻々と状況が変わります。常に最新の情報をチェックするようにしてください。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。




































































