外環道「関越~東名」工事状況に反響多数!?「大至急開通して」「早く」の声多数…「中央道まで先行開通」求める声も!? 実際どこまで進んでいるのか
首都圏近郊をぐるりとつなぐ「外環道」の未開通区間「関越道~中央道~東名」はいつになったら開通するのか…工事の現状が話題になっています。一体どのような状況で、どういった声が上がっているのでしょうか。
外環道の工事状況に反響多数
首都圏近郊をぐるりとつなぐ「外環道」の未開通区間「関越道~中央道~東名」はいつになったら開通するのか…工事の現状が話題になっています。
一体どのような状況で、どういった声が上がっているのでしょうか。

外環道は、千葉県市川市の高谷JCTから三郷、川口を経て、関越道の大泉JCTを経由し、中央道や東名高速へつないでいく計画です。
しかし現在、関越道~中央道~東名をつなぐ約16kmが、まだ工事中です。
3つの主要な高速道路を直結し、東京の「縦の高速ルート」となる外環道。この区間が開通していない現在、環八通りに南北方向の交通が集中し、大混雑になっています。
外環道が開通すれば、たとえば世田谷区から関越道で新潟へ行きたい場合や、逆に練馬区から東名で静岡・関西方面へ向かう場合、一般道を延々と走る状態が解消されることとなり、期待が高まっています。
しかし、関越道より埼玉側は1994年に開通したものの、南側はずっと未開通のままです。
関越~東名は全線が地下トンネルで、上下線それぞれの本線トンネルと、そこから地上へ上がってくるランプトンネルが、それぞれシールドマシンで掘削中です。地上でもランプ高架の橋脚や橋桁などの工事が進められています。
本線トンネルの掘削状況は、関越側から南行き・北行きの計2本のシールドトンネルが掘進中。2025年4月16日の時点で、それぞれ3953m(上石神井1丁目)、4220m(上石神井南町)の位置まで到達しています。
いっぽう、東名側から進んだシールドは、半分近く掘り終えた調布市内で、2020年10月から作業がストップしたままです。地上の陥没案件をきっかけに、4年半が経過しています。
現在、掘削再開するための準備として、陥没地点周辺をセメント系で固化させる「地盤改良」工事が続いています。地盤を杭状に固めていく作業で、直径約4m・長さ約40mの改良地盤を220本分構築する必要があります。
2024年11月末時点で「概ね3割」が完了したと報告されていますが、220本分がすべて改良完了するめどはまだ立っておらず、北から掘進中のシールド2基が、本線掘削完了への希望になっています。
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大幅にペースダウンして5年が経過しようとしている外環道ですが、遅くとも着実に進んではいる状況。ネット上では「何としても大至急」「なかなか進まないね」「どうして日本の公共事業ってこんなに遅いんだろう」というコメントが見られます。
現在の高速不在の状況に「この区間欲しいね」「一番欲しい外環道が、一番最後になってしまっている」「調布から大宮まで車で通っている会社員の者ですが、高速の大泉インターまでは下道を使用せざるを得ない」「埼玉、神奈川辺りから西東京辺りが目的地だと本当に萎えます」といった声も。
なかなか開通しないこの区間に対し「開通すれば相当楽になるのですが、いつになるのやら。その頃には定年になってしまうのかな」「生きているうちに開通するのでしょうか?」「両親が他界する前に完成させてほしい」といった声も。
また「先に中央道と関越道は接続していいんじゃないの?」「とりあえず北半分は先に開通させてほしい」「とにかく中央道まで早く開通させてほしい!圏央道使うと遠いんですよ」と、部分開通を希望する声も上がっています。
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