外環道「関越~東名」工事って今どうなってるの? 4年前の「調布陥没」から音沙汰無いですが…本当に完成するんでしょうね?
具体的に今何をしているの?
まずランプトンネルのほうは、中央JCTで北側A・Hランプが完了し、南側Bランプが作業中。さらに2024年9月には、新たに「南側Fランプ」のシールドも掘削開始したばかり。東名JCTでは、AランプとHランプが掘削中です。

そして肝心の本線トンネルですが、関越側から南行きトンネル・北行きトンネルがそれぞれシールド掘進中。2025年4月6日の時点で、それぞれ3892m(上石神井1丁目)、4195m(上石神井南町)の位置まで到達しています。
それとは別に東名側からも、すでに3582m、4427mが掘削済み。全体として半分近くの距離を掘削し終えたことになりますが、こちらの両シールドは、2020年10月の調布市内の地上陥没案件により完全ストップしたまま、4年半が経過しています。
何もやっていないわけでなく、東名側シールドを掘削再開するための準備として、陥没地点周辺をセメント系で固化させる「地盤改良」工事が続いています。
地盤改良工事は、直径約4m・長さ約40mのパイプを地中に打ち込んで改良していく作業です。1本分を仕上げるのに、約5日かかるといいます。全部で220本分の作業が必要になります。
地盤改良が始まったのは2023年8月。2024年11月末時点で「概ね3割」が完了したと報告されています。作業ペースも向上し、少しずつ進んではいますが、この作業が終わる見通しはまだ立っていません。
関越側からの本線シールドが先に南へ到達するのか、それまでに東名側が掘進再開となるのかは、まだ分かりません。ただ、貫通まではまだまだ、年単位の時間がかかっていきそうです。
kurumanews の、この悪質なページめくりは、いつになったら是正されるのでしょうね。
地道に地盤強化やってる道路会社にも申し訳ないと思わないのかな。