新型「“ミッドシップ”スポーツカー」世界初公開! “1万回転”まで回る「V8」エンジン搭載! “シンプルデザイン”がカッコいいアウディ「ヌヴォラーリ」仏で発表!
独アウディは2026年6月4日(現地時間)、ブランド史上最速・最強の2ドアスポーツカー「Nuvolari(ヌヴォラーリ)」を世界初公開しました。世界限定499台、ランボルギーニ「テメラリオ」をベースにしながらも1000馬力超えを果たした、その驚異的なパフォーマンスの全貌を解説します。
世界限定499台の“1億円超え” スーパーカー!
街中でこんなクルマと出くわしたら、ギョッと驚いてしまいそうですね。
でも、これは単なるショーカーではなく、実際に生産される車両に限りなくプロトタイプとのこと。よくよく見れば、牽引フック取り付け部のカバーまでついているので、ほとんどこのまま量産に移るとみて間違いなさそうです。
2026年6月4日(現地時間)にモナコに近いフランス・ニースで発表されたアウディ「ヌヴォラーリ」は、世界中でたった499台だけが作られる特別なスーパーカー。しかも、ヨーロッパでのお値段は1億円を軽く越えるという、とても特別なモデルです。
ヌヴォラーリの特徴的なスタイリングは、2025年9月に発表されたデザインスタディのアウディ「コンセプトC」とよく似ています。限りなく平面に近いボディパネルで構成されたシンプルなデザインという意味では、まさにそっくり。
ただし、EV(電気自動車)が前提だったコンセプトCに対して、ヌヴォラーリはV型8気筒ツインターボエンジンをコクピット後方に積むミッドシップモデル。2台のプロポーションが大きく異なるのは、これが理由といえるでしょう。
コンセプトCとヌヴォラーリをデザインしたのは2024年にアウディのチーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任したばかりのマッシモ・フラチェッラ氏。もともとアウディ初代「TT」に憧れて自動車デザイナーになったというフラチェッラは、この種のシンプルなデザイナーが大好きなようです。
今後、登場するアウディの量産モデルも、コンセプトCやヌヴォラーリのエッセンスを受け継ぐというから楽しみですね。

ヌヴォラーリのパワートレインは、前述の排気量4リッターV8ツインターボエンジンに3モーター方式のプラグインハイブリッド・システムを組み合わせたもの。このV8エンジンの最高出力が800psで最高回転数が10000rpmと聞くと、スーパーカー・ファンの方々はピンときちゃうことでしょう。
そう、このエンジンは同じフォルクスワーゲン・グループに属するランボルギーニの「テメラリオ」に搭載されているものと基本的に同じユニット。さらにいえば、フロントに2基、リアに1基のアキシャル・フラックスモーターを搭載するプラグインハイブリッドシステムもテメラリオ用をベースとしているようです。
つまり、左右の前輪でトルク配分に差をつけてクルマが曲がろうとするチカラを生み出すトルクベクタリングがヌヴォラーリも可能というわけですね。
ただし、システム出力はテメラリオの920psに対してヌヴォラーリは1001psと一枚上手。いろいろ調べてみると、フロントモーターの出力はテメラリオとヌヴォラーリで共通なので、どうやらヌヴォラーリのほうがよりパワフルなリアモーターを積んでいるようです。
この結果、ヌヴォラーリの0-100km/h加速は2.6秒、最高速度は350km/h以上と発表されていますが、これはテメラリオの2.7秒と343km/hを凌ぐデータです。
ボディ構造はテメラリオがアルミスペースフレーム、ヌヴォラーリがアウディスペースフレームと表記されていますが、おそらく、実質的に大きな違いはないはず。それよりも注目すべきはボディパネルの違いで、テメラリオのアルミ製に対してヌヴォラーリはカーボンコンポジット製とされています。
おかげでヨーロッパでのお値段が軽く1億円を越える見通しであることは前述のとおり。したがって、4000万円台とされるテメラリオよりもかなり高めの設定となりそうです。
それにしても、これだけ特別感のあるデザインで、ボディはカーボンコンポジット製、しかも世界限定499台となれば、ヌヴォラーリの人気が沸騰するのも間違いないように思います。そしていつの日か、この前衛的なスタイリングを日本国内でみて見たいものですね。





































