日産「新型エルグランド」登場へ! 待望の「キングオブミニバン」全面刷新で「強敵“アルヴェル”」打破なるか! 新たな日産「最上級ミニバン」どうなるのか
モデルチェンジが待たれるラージミニバン「エルグランド」ですが、現行型はまもなく生産終了となる模様です。待望の次期エルグランドは、どのようなクルマになるのでしょうか。
日産が投入計画を公言した新型「エルグランド」どんなクルマになる!?
高級ミニバンの草分け的存在である日産「エルグランド」ですが、現行型はデビュー15年が経過しており、一日も早いフルモデルチェンジが待たれるところです。
厳しい経営状況のなか、販売拡大の救世主となりうる新型エルグランドはいったいどのようなクルマになるのでしょうか。
![今度こそトヨタにリベンジを! モデルチェンジが待たれる日産「エルグランド」[画像は現行型モデル]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/03/20250324_NISSAN_ELGRAND_001.jpg?v=1742801969)
現行エルグランドに搭載されているパワーユニットは、マイルドハイブリッドでもダウンサイジングターボでもない、数世代前のガソリン自然吸気エンジンのみの設定です。
最上級モデルである3.5リッター V型6気筒エンジン車は最高出力280psとハイパワーで、フル乗車時には2.4トン超にもなるクルマを矢のごとく加速させますが、カタログ燃費は8.7km/L(FF車:WLTCモード燃費、以下同)と残念な性能に留まります。
さらにエントリーモデルである2.5リッター 直列4気筒エンジン車(最高出力170ps)もカタログ燃費は10.0km/Lと、昨今のラージミニバンの平均からするとあまりにも低く、かねてより「エルグランドにも燃費のいいハイブリッドを」という声は少なくありませんでした。
そんななか、経営改革を実施中の日産は、2025年2月に行った「ターンアラウンド(経営改革)の取り組みの進捗発表」のなかで、2025年度から2026年度にかけて大型ミニバンを市場投入することを発表しました。
この「大型ミニバン」は、次期エルグランドであることは間違いありません。
量販グレードで500万円以上という高価格帯のカテゴリーですが、ライバルのトヨタ「アルファード」は2024年の1年間で7万9374台を販売し、軽を除いた販売ランキングで8位に位置するほか、兄弟車「ヴェルファイア」も3万3105台(23位)を販売するなど、高級ミニバンの市場を確実に拡大し続けています。
もともとは日産がエルグランドで開拓した高級ミニバン市場でしたが、今ではすっかりライバルに独占されている状況。
市場が拡大した今こそ、新型でリベンジを果たすには良いタイミングかもしれません。
そんな新型躍進のカギとなるのが、日産独自のハイブリッド「e-POWER」でしょう。
重量のかさむラージミニバンと、低速発進に強いe-POWERの相性は抜群に良く、大いに期待できます。
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