最近流行り!? クルマの窓に貼りつける「謎の極薄フィルム」って一体何? 効果や費用はどんなもの? 「フロントガラス保護フィルム」のメリット・デメリットとは?
フロントガラスの交換費用が高額なクルマはフィルムで対策すべき!?
フロントガラス保護フィルムの耐久性は、1~2年がおおよその目安ですが、実際は使用状況や駐車状況、メンテナンスの有無などで劣化の進行具合が大きく変わるとのこと。直射日光下での長期駐車など厳しい条件下では、6か月程度で撥水効果が薄れてしまうこともあるそうです。
また、フィルム自体は消耗品のため、飛び石などで表面が傷ついてしまったら貼りかえる必要があります。この性質を考慮すると、やはりフロントガラスの交換費用が高額なクルマに最適なフィルムと言えそうです。

「歪みが少ないPET素材のフロントガラス保護フィルムは、施工前のカット時点で熱整形が必要など施工難度は高く(=工賃が高い)なっております。
一方でポリエチレン素材のほうは、若干歪みは残るものの、熱成形も要らず施工性に優れているため、もっとDIYで施工もできるような商品が提供できるよう、開発を進めております」(ソフト99オートサービス 担当者)
今後の展開としては、一般的な乗用車だけでなく、観光バスやトラック、交通機動隊や重機などの業務用車両の分野にも展開予定とのこと。
確かに交換用フロントガラスの費用が高額で、交換用パーツの確保も難しそうな車両にはフロントガラス保護フィルムは有効でしょう。
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施工費用ですが、ソフト99オートサービスの目安としては、高品質のPET素材フィルムが8万8000円から、ポリエチレン素材版は5万5000円からとなっています。
耐久年数が短く高額に感じますが、交換パーツの在庫がない旧車にも有効な手法と言えそうです。
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