100万円以下! “軽トラ”より安い「新車」は何? カクカクデザインの“スッキリ精悍”「4人乗り軽」!? ダイハツ「ミライース B“SA III”」どんなクルマ?

物価高騰が続く今日この頃。しかし、新車100万円を切る最安モデルでも、楽しいカーライフが送れそうです。それはどのようなクルマなのでしょうか。

ハイブリッドでもEVでもないのに「エコカー」!?

 ここのところ物価高騰が止まらず、悲鳴を上げていらっしゃる方も多いことでしょう。クルマの値段も、モデルチェンジや一部改良のたびに高くなっています。
 
 そんなご時勢のなか、100万円以下で買える新車がまだ存在しています。

もっとも安くてベーシックなダイハツの軽乗用車とは!?[画像は上級グレード「ミライース G“SA III”」]
もっとも安くてベーシックなダイハツの軽乗用車とは!?[画像は上級グレード「ミライース G“SA III”」]

 今のご時世で100万円を切る新車、それはダイハツ「ミライース」です。

 もっともベーシックな「B“SA III”」(2WD)で、価格(消費税込み、以下同)は99万2200円です。

 ミライースは、2011年に「第3のエコカー」として誕生した4人乗りのベーシックな軽自動車。“第3”とは、電気自動車やハイブリッドカーに次ぐエコカーという意味でした。

 ガソリン車として当時No.1の低燃費(30.0km/L:JC08モード燃費)と低価格(79万5000円~)を実現したことで話題を呼びました。

 現行モデルは2011年にフルモデルチェンジを受けた2代目です。

 ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1500-1510mmと、軽乗用車のなかでももっともコンパクト。

 2代目では、軽量・高剛性なDNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)プラットフォームを初採用しました。

 パワートレインは、初代の「KF」型エンジンを大幅改良し、エネルギー効率をさらに高めることで、カタログ燃費はJC08モード燃費で35.2km/L、WLTCモード燃費では25.0km/Lをマーク。依然としてガソリンエンジンの乗用車でトップクラスの低燃費を誇ります。

 650kgから670kg(FF)という軽量ボディや、スロットル開度や変速制御などの最適化によって、最高出力49psの自然吸気エンジンながら、十分すぎる動力性能を発揮します。

 価格は、最安モデルであるB“SA III”の価格は前述の通り99万2200円と、100万円を切る価格。最上級グレードの「B“SA III”」でも132万円/144万6500円(FF/4WD)と、全車が150万円以下の低価格を維持しています。

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