100万円以下! “軽トラ”より安い「新車」は何? カクカクデザインの“スッキリ精悍”「4人乗り軽」!? ダイハツ「ミライース B“SA III”」どんなクルマ?

まさかの「軽トラよりも安い」軽乗用車だった!?

 なかでも最安グレード名の“B”はビジネスを指し、主にビジネスマンのための廉価な営業車としての用途に特化したベーシック仕様だということがわかります。

 そして“SA III”は、予防安全機能「スマートアシスト(スマアシ)」の最新バージョン“III”が搭載されていることを指します。

シンプルながら多くの収納が用意されるなど、優れた実用性を持つダイハツ「ミライース」の最廉価グレード「B“SA III”」のインテリア
シンプルながら多くの収納が用意されるなど、優れた実用性を持つダイハツ「ミライース」の最廉価グレード「B“SA III”」のインテリア

 スマアシは対車両・歩行者の衝突回避支援ブレーキ機能をはじめ、前方・後方の誤発進抑制制御機能、オートハイビーム、車線逸脱警報機能、先行車発進お知らせ機能などが備わり、日々全国を駆け巡るビジネスマンの安全をアシストします。

 一方で装備は徹底して簡略化され、13インチのスチールホイールはセンターキャップのみ。ラジオすらついていませんが、キーレスエントリーや前席パワーウインドウ(後席窓は固定式)、マニュアルエアコンなど、最小限の快適装備がついています。

 また車内には多くの収納機能が備わるほか、後席を前倒しした際の段差をなくすとともに、丈夫で汚れにも強い「ビジネスデッキボード」も装備します。

 荷室にビジネスのための書類などを積載し、主に1、2名で乗車する用途としては、十分すぎるクルマといえます。

 もちろん、個人ユーザーが購入しても何の問題もありません。通勤・通学や買い物の足として大活躍することでしょう。

※ ※ ※

 最も安い新車の座はこれまで、同じダイハツの軽トラック「ハイゼットトラック」が担っていました。

 ベーシックな「スタンダード(スマートアシスト非装着車)」(2WD)の5速MTモデルが90万2000円、CVTが95万7000円と、ともに100万円を切っていたのです。

 ただし2025年2月25日に一部改良を実施した際、スマートアシスト非装着車の設定がなくなりました。

 原材料費の高騰とも相まって価格の改定もおこなわれ、最安のスタンダードでも102万8500円からと100万円台の価格になっています。

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Writer: くるまのニュース編集部

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