278万円! 日産の「“8人乗り”ミニバン」に注目! 超便利なバックドア&運転支援も最初からついてます! 5ナンバーサイズの「セレナX」最安モデルとは!
日産のミドルサイズミニバンとして人気の「セレナ」。もっとも価格が安い「X」グレードは十分豪華な仕様となっています。どのような特徴があるのでしょうか。
278万円! 日産の「“8人乗り”ミニバン」に注目!
現在のミドルサイズミニバン市場において、ファミリー層を中心に手堅い支持を集め続け、2026年2月にはマイナーチェンジモデルが発売された日産「セレナ」。
ハイブリッドの「e-POWER」に話題が集まりがちですが、実は2リッターガソリン車の廉価グレード「X」が、「必要な装備がしっかり付いて非常にお買い得」だと注目されています。
どのようなモデルで、どのような人が購入するのでしょうか。
現行の6代目セレナは、最新世代を象徴する「デジタルVモーション」のフロントマスクや、運転支援システム「プロパイロット」を搭載して2022年に登場しました。
2026年2月に実施されたマイナーチェンジでは、最上位「LUXION(ルキシオン)」がより上質に、人気グレードの「ハイウェイスターV」は存在感を強調するスポーティなデザインへ進化。また、全グレードに新色「ムーンボウブルー」などが追加され、選択肢がさらに広がりました。

こうした洗練されたアップデートが図られる一方で、エアロパーツを装着していない標準モデル(Xグレードなど)は、従来通り「5ナンバー枠」に収まる扱いやすいボディサイズを維持しています。カスタム仕様の「ハイウェイスター」などは3ナンバーサイズになるため、あえて5ナンバーサイズを選ぶユーザーも少なくないようです。
日産の販売店スタッフは次のように話します。
「今や税制面で差はない5ナンバーと3ナンバーですが、心理的に大きいサイズを避けるお客様や、駐車場の制限などで5ナンバーを希望される方は非常に多いです」
そんな標準ボディの中で最廉価となる「X」(FF・CVT)は、日常使いに最適な8人乗り仕様で、価格は278万5200円(消費税込)です。昨今の物価高で300万円超えが当たり前になったミドルクラスミニバンにおいて、270万円台という価格設定は非常に戦略的といえます。
廉価グレードと聞くと装備内容に不満が出そうな印象もありますが、Xは過剰な快適装備を削ぎ落とした「華より実を取ったグレード」です。
たしかに、上位グレードにあるロールサンシェードやパーソナルテーブル、イルミネーション類は省略されています。
しかし、基本装備が貧弱なわけではありません。スライドドアは標準状態こそ手動式(半ドアを防ぐオートクロージャーは両側標準装備)ですが、実は助手席側だけはオプションで電動の「ハンズフリーオートスライドドア」に変更可能です。
さらに、運転支援システム「プロパイロット」やオートエアコンは最初から完備。安全装備も全グレードほぼ共通なほか、ステアリングも本革巻き仕様となっており、エントリーグレードとしては十分すぎる内容に仕上げられています。
前出の販売店スタッフは足回りやシートの魅力についても語ります。
「足回りはホイールカバーにはなりますが、タイヤサイズは上位グレードも含めて205/65R16で全車統一されています。廉価モデルだからといってサイズを小さくせず、ミニバンとして重要な走行安定性がしっかり確保されています。
また、背もたれを倒すとアームレストになる『スマートマルチセンターシート』は、前席から2列目までロングスライドでき、シートアレンジがしやすいと定評がありますが、Xにも標準装備されています」
もうひとつ評価が高いのが、狭い場所でも後ろの荷物を出し入れできる「デュアルバックドア」です。ドアの上半分だけを小さく開閉できるため、後方に十分なスペースがない駐車場でも重宝します。こうした実用的な工夫が、最廉価グレードでもそのまま使える点が支持されている理由です。
さらに最新のマイナーチェンジに伴い、停車時にメーター内のディスプレイとブザーで荷物のうっかり忘れや子供の置き去り防止を促す「後席リマインダー」が全車に採用されました。こうした安全への配慮が、エントリーグレードまで標準装備されている点も大きな魅力です。
現行セレナのもうひとつの強みが「視界の良さ」です。特に大柄なスクエアボディでは死角になりがちな斜め前方のベルトラインが少し下がっており、Aピラーの三角窓と合わせて視認性が高められています。
電子制御式の運転支援システムだけに頼らず、細部まで突き詰めた設計で乗りやすさを実現している点も、多くのユーザーから評価されています。
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ファミリーでのドライブはもちろん、アウトドアや行楽の相棒として、車内空間の広いミニバンはやはり最高の選択肢です。
特にセレナ Xは、ミニバンは欲しいけれど過剰な装備は必要ないというユーザーが、道具としてタフに使いこなすのに最適なグレードといえます。
Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ
2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。


























