トヨタ「凄い先進技術」に注目! 「謎のカギ」でクルマが進化する“画期的システム”も! “命を守る”ブレーキ&ほぼ「自動駐車」できる機能! 運転初心者も安心な「安全技術」とは?
2025年3月19日、トヨタは東京都内にて「安全技術説明会」を開催しました。そこで筆者が実際に安全技術を体験してきました。
先進安全技術の搭載で死傷事故は半減
2025年3月19日、トヨタは東京都内でメディア向けに「安全技術説明会」を開催しました。
このイベントでは、トヨタが誇る最新の安全技術を搭載した車両を実際に運転し、その性能を体感する貴重な機会が設けられました。

トヨタの安全技術の歩みを振り返ると、1995年に登場した「GOA(Global Outstanding Assessment)」がその基盤と言えるでしょう。
この技術は、衝突時の衝撃を効果的に吸収し分散させるボディ構造を採用しており、乗る人の安全を最優先に考えた設計が特徴です。
この頃からトヨタは、安心して乗れるクルマづくりを追求してきました。そして現在では、「Toyota Safety Sense(TSS)」という先進的なシステムが多くの車種に搭載されています。
このTSSは、カメラやレーダーで周囲の状況を把握し、衝突を回避したり運転をサポートしたりする機能が備わっています。
例えば、自動ブレーキや車線維持支援など、運転中の負担を減らしつつ事故を防ぐ工夫が詰まっていて、トヨタが掲げる「交通事故ゼロ」の目標に向けた大きな力となっています。

実際にTSSの効能について、クルマ開発センター(Fellow)車両安全技術担当の御沓悟司氏は、
「TSSを搭載するクルマでは、搭載しないクルマに比べて、死傷事故が約54%低減していることが分かりました」
と調査データを発表。
なお、残りの防げていない事故に対する今後の取り組みとしては、
「大きく3つのステップを考えております。1つ目は、現在あるクルマの安全技術のレベルアップ。
2つ目は AI技術を駆使した自分の周りにいる人や、クルマの行動をデータドリブン開発で予測して、自己リスクを下げる取り組み。
3つ目はインフラ協調、つまり通信技術を活用して人・クルマ・道路をつないで、三味一帯で事故を減らす取り組み。
トヨタは今ある安全技術の継承と、新たな技術開発による安全性能進化の両輪で、交通事故ゼロを目指していきます」
と語っていました。
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