スズキが“現行最後”の「スイフトスポーツ」発売! 特別なボディカラー&グラデーション加飾の内装が良すぎる! 「ZC33S Final Edition」約232万円から
スズキのスポーツモデル「スイフトスポーツ」の特別仕様車「ZC33Sファイナルエディション」が発売されました。現行モデル最後のモデルですが、どのような特徴があるのでしょうか
現行スイフトスポーツ最後の特別仕様車とは?
スズキ「スイフト」は2004年から販売されているハッチバック型コンパクトカーです。そのスイフトのなかで、ジュニア世界ラリー選手権(JWRC)への参戦をイメージして誕生したのが「スイフトスポーツ」です。
スイフトスポーツは2005年に登場。JWRCと同じ排気量の1.6リッターのエンジンが搭載されていました。

現在のモデルは「ZC33S型」と呼ばれる3代目のモデルで、標準車の生産を2025年2月に終了しており、2025年3月時点で在庫のみの販売となっています。
プラットフォームは、軽量と高剛性を両立させた「HEARTECT(ハーテクト)」を採用。
構造や部品の配置を全面刷新し、アンダーボディな骨格構造にすることで基本性能の向上と軽量化を両立させて、屈曲した骨格を最短距離で繋ぐことで合理的でシンプルな形状となっています。
また骨格同士が結合する強い部分を部品の固定に利用したことで、補強部品を削減。これが軽さにも貢献しており、スイフトスポーツの俊敏な走りを可能にしました。
またボディのフォルムはコンピューターシミュレーションによる解析と風洞実験を繰り返して研究を重ねた結果、空気抵抗を大幅に削減させています。
大型のルーフエンドスポイラーでさらに空気抵抗を抑えたうえに、クルマが浮き上がる揚力も抑えることが可能となり、タイヤのグリップ力と走行安定性を向上させています。
エンジンは、低回転域から高いトルクを発揮する1.4リッター直噴ターボエンジンを搭載。
ブースタージェットエンジンが採用され、燃費を向上させた軽量・小型エンジンをベースに、排気ガスを利用して圧縮した空気をシリンダー内に強制的に送り込むターボチャージャーを搭載することにより、走り出した瞬間から力強いトルクが感じられ、踏み込んでいくとどこまでもパワーが吹き上がります。
そんなスイフトスポーツに「ZC33Sファイナルエディション」という現行モデル最後の特別仕様車が設定され、2025年3月19日に発売されました。
外観は、上品ながらキラっと光る輝きがアクセントとなる「グロスブラック」を採用した専用フロントグリルと専用フォグランプベゼルが特徴です。
専用17インチアルミホイールにもグロスブラックが使われており、専用のレッドブレーキキャリパーが目を引きます。
また、レッドとブラックの専用エンブレムや、Cピラーに専用のデカールも配されており、特別感のあるスタイリングを実現しました。
ボディカラーは、「フロンティアブルーパールメタリック」「バーニングレッドパールメタリック」「プレミアムシルバーメタリック」「ピュアホワイトパール」の各色にブラックルーフを組み合わせたツートーンと、「チャンピオンイエロー4」が用意されます。
なお、「フロンティアブルーパールメタリック」は、現行スイフトで新開発された鮮やかなブルーで、通常仕様のスイフトスポーツには設定されていない、特別なボディカラーとなっています。
内装の特徴は、なんといっても通常仕様にはない「ヒートグラデーション」のオーナメントです。鮮やかな青から紫、黄色へのグラデーションで、スポーツカーらしい躍動感と華やかさがプラスされました。
このヒートグラデーションはインパネ、コンソール、ドアアームレストに取り入れられています。
ステアリングはグロスシルバーがあしらわれた専用ステアリングガーニッシュとし、赤いステッチがあしらわれています。
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スイフトスポーツ ZC33Sファイナルエディションの価格(消費税込)は、6速MTが232万9800円、6速ATが240万1300円です。
2025年3月から11月までの期間限定生産ですが、予定台数に達した場合は前倒しで終了する可能性があります。気になる方は早めにお問い合わせすることをおすすめします。
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