スズキ「“新型”ミニバン」まもなく登場? 一時は「終売」の噂も今後も継続の可能性も 新たに「エアロ顔」採用で「ガソリン車」廃止が濃厚? 「ランディ」の今後の動向は
現在、受注を停止しているスズキのミニバン「ランディ」。トヨタ「ノア」のOEMとなる同モデルですが、ノアの一部改良に伴い新型が登場する可能性はあるのでしょうか。
トヨタ「ノア」の一部改良に伴い「ランディ」も進化する?
軽自動車やコンパクトカーを得意とする印象の強いスズキ。しかしスズキユーザーの中には、多人数乗車が可能な3列シート車が欲しいと考えている人も当然ながら存在します。
そういったユーザーが他メーカーに流れてしまうのを防ぐためにも、スズキに限らず多くの自動車メーカーは協力関係にある他社から、自社のラインナップにない車両をOEM供給という形で導入し、自社ブランドで販売しているのです。
スズキに話を戻すと、2007年1月から、3列シートのミドルクラスミニバンである「ランディ」をラインナップしており、3代目モデルまでは日産「セレナ」のOEMモデルとして販売されていました。
しかし2022年7月に登場した4代目ランディは、OEM供給元をセレナからトヨタ「ノア」へと変更。それと同時に先代までは導入されなかったハイブリッドモデルもラインナップしたことで、スズキユーザーからすると選択肢の幅が広がることになったのでした。

そんな4代目ランディは、2025年9月にベース車のノアと同じく一部改良を実施して小変更がなされましたが、その数か月後の2026年1月ごろには新車の受注が停止し、2月にはホームページなどからもランディの名前が消えてしまったのです。
これによって一部では「ランディが終売した」という声も挙がりましたが、これはベースのノアとともに車両の納期が非常に長いものとなってしまったことによる一時的な措置で、「終売ではない」というアナウンスがなされています。
ベースとなっているノアは2026年4月に一部改良がなされ、フロントマスクの変更やエアログレードのみのラインナップとしたほか、パワートレインをハイブリッドに一本化(ウェルキャブを除く)するという変更がなされたため、ランディもこれに準じた改良を受けた上で販売が再開される可能性は高いと言えるでしょう。
ただ、改良前のランディは全グレードでエアロ非装着の標準仕様となっていましたが、ベースのノアから標準仕様が消滅してしまったので、ランディもエアロ化となると思われます。
また、パワートレインもノアの通常グレードから純ガソリンモデルが消滅しているため、ランディもハイブリッドモデルに一本化されるのか、はたまたウェルキャブに設定されているガソリンモデルをランディ用にラインナップするのかも気になるところ。
わざわざOEMのためにそんなことをするのか、という意見もあるかもしれませんが、実は改良前のランディもエンブレム類だけでなく、細かな部分で装備差がある専用モデルとなっていたので、可能性がないとは言えないのです。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。











































