5速MTあり! 最新型「小さな高級セダン」がスゴい! 5ナンバーサイズの「ちょうどいいボディ」にレトロデザイン×「豪華レザーインテリア」採用! 光岡「リューギ」どんなクルマ?
手軽に旧車の雰囲気を楽しめる、「最新モデル」ベースのセダン/ステーションワゴンがあります。どのようなクルマなのでしょうか。
5ナンバーのセダン/ワゴンボディで「旧車風デザイン」
人とは違ったライフスタイルを送れることから、若者を中心にレトロなものへの関心が高まっています。それに伴って旧車の人気も増しており、芸能人などでも旧車をあえて今乗りこなすのがカッコイイという流れもあります。
ただし、旧車は快適性能や安全性能が低く、維持にも手がかかりますが、実は「最新モデル」でありながら、非常に個性的なレトロなルックスを持つモデルもあります。それが光岡「リューギ」です。

リューギは2014年に登場した4ドアコンパクトセダン/5ドアステーションワゴンです。リューギの車名は「ある物事に対するその人なりの、やり方、スタイル」を示す「流儀」からきています。
従来の「ガリュー」や「ヌエラ」の後継モデルにあたり、トヨタのベーシックセダン/ワゴン「カローラアクシオ/フィールダー」をベースに、デザインは英国の高級車 ロールス・ロイスをモチーフとした専用の内外装を備えています。
ボディサイズはセダン/ワゴンいずれも全長4510mm×全幅1695mm×全高1460-1500mm、ホイールベース2600mmです。
エクステリアは、フェンダーやボンネットを含むフロントエンドを手作りで製作し、威厳を感じる大型のグリルや旧車風の丸目ヘッドライト、アイアンバンパー風のメッキロアガーニッシュを備え、表情を一変。
リアも縦型のヘッドライトとメッキモールを備えており、ベースのカローラアクシオ/フィールダーの実直なデザインも相まって、非常にクラシカルで高級感のあるデザインを実現。
ボディカラーは全30色を用意しており、上品なワインレッド系やシックなグリーン、おしゃれなパープルなどのほか、優しい風合いのパステル系カラーも用意しています。
インテリアはカローラアクシオ/フィールダーから大きな変更はないものの、オプションではタン、ダークブラウン、ブラックの3色を設定する本革シートを用意しており、プレミアムな空間を創出することができます。
パワートレインは1.5リッターガソリンと1.5リッターハイブリッドで、ガソリンモデルではCVTに加えて5速MTも設定。なおCVT車には4WD仕様もラインナップされています。
先進運転支援システムでは、「プリクラッシュセーフティシステム」や「レーンディパーチャーアラート」、「パーキンサポートブレーキ」などを標準装備。クラシカルなルックスながら、最新の安全性能を確保しています。
価格(消費税込、以下同)はリューギセダンが307万4500円から385万5500円、リューギワゴンが330万8800円から413万4900円です。
なお2025年2月にはリューギワゴンに特別仕様車「adventure(アドベンチャー)」が設定されました。
「あそび心」をテーマにアウトドア感をプラスしたもので、専用の「セセラギブルー」「ヒスイグリーン」の2色を設定。インテリアは高機能なトレッキングシューズをイメージした専用カラーのレザーシートを採用し、さらに個性を強めています。
また、さらにアクティブな印象を引き立てる、「15 インチタイヤ&アルミホイールセット」「ルーフラックセット」もオプションも設定し、レトロな見た目にアウトドア風の装いを組み合わせ、人と違った仕様にすることができます。
特別仕様車アドベンチャーの価格は438万9000円です。
トヨタがカローラアクシオ、カローラフィルダーの生産終了を発表して間もないから仕方無いのかもしれないが、このタイミングで光岡リューギ?アクシオとフィルダー販売終了になれば、自然と廃盤(国内に5ナンバーサイズのセダン、ワゴンが無い)となる。その可能性くらいは言及しなさいよ。