名古屋~東海北陸道を直結「名岐道路」いよいよ事業化へ!? 地獄の「一宮JCT渋滞」完全スルーで超便利に 悲願の「名古屋高速一宮線」延伸部ついにスタート
名古屋市街から東海北陸道へ直結する新たな高速道路「名岐道路」が、2025年春に悲願の新規事業化を迎えることとなります。
全国有数の渋滞ポイント「一宮JCT」の回避ルート
名古屋市街から東海北陸道へ直結する新たな高速道路「名岐道路」が、2025年春に悲願の新規事業化を迎えることとなります。
実現すれば、悪名高い名神高速「一宮JCT」の大渋滞をスルーして、関・高山方面へ直接抜けられるようになります。

国土交通省は2025年3月4日、道路計画の新規事業化区間の候補を明らかにしました。
そのなかで、名古屋高速を延伸して東海北陸道へ直結する高規格道路「名岐道路」(一宮~一宮木曽川)も事業化候補としています。
名古屋市街からは「名古屋高速一宮線」が、名神高速「一宮IC」に接続しています。しかし、東海北陸道へ行こうとすると、いったん名神で隣の「一宮JCT」まで出る必要があります。
こうした複雑なルートのせいで、一宮JCT周辺は、全国有数の「大渋滞区間」として悪名高くなっています。名神を走るドライバーも、東海北陸道から合流するドライバーも、名古屋市街へ行くドライバーも、皆この大渋滞に苦しめられています。
いっぽう、名古屋から東海北陸道へ行くドライバーの中には、「一宮JCT渋滞」を避けて、一宮東出口から一般道の「国道22号」で北上し、東海北陸道の「一宮木曽川IC」へ直接向かう動きもありました。
しかしこの国道22号も信号待ちや交通集中で渋滞がひどく、生活に支障をきたすほどでした。
そこで、一宮線をそのまま一宮木曽川ICまで延伸し、東海北陸道へ直結してしまうのが、今回事業化見込みの「名岐道路」なのです。
完成後は名古屋高速の延伸区間として有料道路となる方向で、調整が進められています。
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2019年に計画段階評価で概略構造・ルートが決定し、都市計画決定と環境アセスメントの手続きが進められてきました。
そして両方ともつつがなく完了したため、晴れて事業化を迎えることとなったのです。
近いうちに委員会での審査をふくめた「新規事業採択時評価手続き」が進められ、了承されれば、正式に2025年度から事業がスタートすることになります。
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