新型「NSX」!? ホンダの「最新型スーパーカー」市販化へ? 2027年にも復活か!? 斬新“グリーンライト”の「Acura Electric Vision Design Study」何を示すのか
2023年8月、アキュラが公開した「Acura Electric Vision Design Study」は、次期「NSX」を示唆するモデルとして大きな注目を集めました。このコンセプトカーはどのような特徴があったのでしょうか。
これが次期型NSX!?
ホンダの高性能スポーツカー「NSX」は、1990年に初代が登場し、その革新的な技術とデザインで世界中の自動車ファンを魅了しました。
初代NSXは、オールアルミ製ボディやミッドシップレイアウトを採用し、軽量かつ高剛性を実現。2016年には2代目が登場し、ハイブリッドシステムと最先端の技術を搭載したスーパースポーツカーとして進化を遂げました。
しかし、2代目NSXは2022年10月に惜しまれつつ販売終了となりました。

2023年8月、アキュラはカリフォルニア州で開催された「モントレー・カー・ウィーク」において、「Acura Electric Vision Design Study(アキュラ エレクトリック ビジョン デザイン スタディ)」を映像で公開しました。
このコンセプトモデルは、アキュラの次世代ハイパフォーマンスEVのデザイン方向性を示すもので、ワイド&ローのシルエットやレーシングカーを彷彿とさせるボディラインが特徴です。
特に、フロントとリアに配された車幅いっぱいに広がるネオングリーンのライトが目を引き、未来的な雰囲気を演出しています。公開された映像では、シルエットやライトの一部が強調され、全体像は明らかにされていませんが、そのデザインから「次期NSXではないか」との期待が高まっています。
アキュラのデザイン部門は、次世代のスポーツカーに求められる要素を追求し、流麗なボディと先進的なエアロダイナミクスを融合。空力性能を重視した低重心設計により、スーパースポーツカーとしてのパフォーマンス向上が図られています。
このエレクトリックビジョンの詳細なスペックは公表されていませんが、ホンダは以前より「スペシャリティ」と「フラッグシップ」の2つのスポーツEVを計画していることを明言しており、このコンセプトモデルがその一端を担う可能性があります。
ホンダは2022年4月12日に「四輪電動ビジネスの取り組みについて」を発表しました。この発表では、2020年代後半までに主要市場ごとの特性に合わせたEVを順次投入し、2030年までにグローバルで30車種のEVを展開する計画を示しました。年間生産台数は200万台以上を目標としています。
また、スポーツモデルについては、「スペシャリティ」と「フラッグシップ」の2種類をグローバル市場に投入する方針を明言。この際、黒いカバーに覆われたティザー画像も公開され、大きな注目を集めました。
さらに、2024年8月にはアキュラが新たな電動車両プラットフォームを採用した「Acura Performance EVコンセプト」を発表しました。このモデルはクロスオーバーSUVのデザインを持ち、スポーツバックスタイルのリアやボートを思わせるフロントエンドが特徴です。
この発表の際、ホンダのグローバル副社長である青山真二氏は、2027年から2028年にかけて「NSXタイプ」の電動スポーツカーを投入する計画があることを明らかにしています。
エレクトリックビジョンが次期NSXとして登場するのか、あるいは新たなモデルとして展開されるのか、今後の動向に注目が集まります。
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