「ながらスマホ事故」過去最多にネット紛糾!?「飲酒運転並みに厳しくしろ」「依存症多すぎ」の声も…厳罰化で一体何が変わったの? 「ほとんどが若者」の実態とは
ネット上では意見・感想が噴出
衝撃的な発表から一夜明けて、ネット上では意見・感想が噴出しています。

あるユーザーは「依存症の人が多すぎるよね」として、「歩きスマホもだけど、移動中にまで何をそんなに見たいんだろうと疑問でしかない」と、必要のない場面でもスマホでネット閲覧に没頭している昨今の人々に疑問を呈しています。
また、ながらスマホが良くないと分かっていても、ながらスマホを続ける心理について、「車の運転は初心者の域を超え慣れてしまい、怠慢に加え軽く捉えしかも甘く見る傾向が出てくる」と指摘する声も。
同じくながらスマホの心理として「共通するのは、ながらを行っている者達はみんな『前を見てる』『注意してる』『大丈夫』といった感性を持っている点」だという指摘もあります。
つまり、ながらスマホは「集中力を運転行為から奪っているのではなく、運転行為と『両立』しているから、運転行為に影響はない」などと、本気で信じ込んでいるということです。
こうした状況に対し、「飲酒運転が厳罰化して、さすがに事故もかなり減った」として、「ながらスマホも飲酒運転と同等の厳罰にすればよい。法律を甘く見てるから、厳罰化して5年経っても増え続けるのだ」と求める声も多数上がっています。
また、実際の体験として「つい最近、買い物から帰ってきて車から家に荷物を運び入れている最中に、近所の高校生が自転車でウチの車に激突しました。ながらスマホが原因です」として、「警察が来てこっぴどく叱られ、高校生は反省している様子でした」というコメントも見られました。
なかには「最近の警察の取り締まりは甘くなったように気がする」「初動の取り締まりがゆるいからナメられる」「世間を騒がせるような事件が起きると一時的に取り締まりが強化されますが、マスコミ報道等が一段落すると取り締まりが元に戻るようです」など、そもそも警察が動かなければルール厳罰化も無意味だ、という声も多数見られます。
ルールというのは、皆が「良くないことだから、やらないでおこう」と認識・実行していれば、そもそも存在しなくてもいいものです。
「良くないことだという認識」「やるのを我慢しようという理性」のどちらかが欠けても、社会課題は永久に無くなりません。
それを国民の代わりに「国家権力」でもって正していくのが罰則であり、罰則を実行するために必要な大義名分としてルールがあるのです。
国家権力は果たして、今回の「ながらスマホの死傷者増加」という社会課題に対して、「有効な」解消策を打ち出すことはできるのでしょうか、今後の政策動向に注目です。
Writer: くるまのニュース編集部
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