マツダ次期「RX-7」はリトラクタブル・ヘッドライト採用で復活か!? マツダ製「新型スポーツカー」に待望の“パカッ”と飛び出す「開閉ライト」市販化に期待大!
「ジャパンモビリティショー2023」で登場したマツダのコンセプトカー「アイコニックSP」は、リトラクタブルライトを搭載した「RX-7」を思わせる姿で大きな反響を呼びました。もし市販化が実現した場合、このままのデザインで販売できるのでしょうか。
次期「RX-7」は伝統のリトラクタブルライト採用か
「ジャパンモビリティショー2023」にてマツダが公開した「アイコニックSP」は、ロータリーエンジンを搭載するスポーツカーのコンセプトモデルです。
同車は、今では絶滅してしまった開閉式のヘッドライト「リトラクタブルライト」を備えており、鮮やかなレッドカラーを纏うその姿は、往年のピュアスポーツカー「RX-7」を想起させます。

このアイコニックSPのボディサイズは、全長4180mm×全幅1850mm×全高1150mmで、ホイールベースは2590mm。
スポーツカーらしいロングノーズとファストバックスタイルを採用し、斜め上に持ち上がる所謂スワンウィングドアやこだわり抜かれた内装、新たに開発されたボディカラー「ヴィオラ・レッド」も目を引きました。
しかしそれ以上に注目を集めたのは、2ローターロータリーEVシステムのパワートレインと、LEDで再構築された先述のリトラクタブルライトでしょう。
具体的にリトラクタブルライトとは、必要に応じて灯体を展開/格納できる機構を持ったヘッドライトを指し、格納状態ではボンネット面と一体化して空気抵抗を極力小さく抑えられるというメリットがあります。
そして使用時にのみ灯体が出現し、ヘッドライトとして周囲を照らすことができるのがポイント。
1970年~90年代初頭にかけて登場したスポーツカーには、リトラクタブルライトが当たり前のように装備されており、その代表車種には、トヨタ「スープラ」や日産「180SX」、三菱「GTO」、ホンダ「NSX」、マツダ「ロードスター」などが挙げられます。
しかし1990年代後半以降は、求められる衝突安全性能や歩行者保護性能の高まりに加え、採用コストの上昇により徐々に採用例が減少し、国産車最後のリトラクタブルライト採用車となったのがマツダのRX-7だったのです。
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