VW新型「ゴルフ」刷新で何が変わった? 世界の「スタンダードカー」がさらに進化!? ディーゼル仕様は乗ってどう?【試乗】
2025年1月10日にマイナーチェンジしたフォルクスワーゲン新型「ゴルフ」が発売されました。「TDI Active Advance」に乗った印象は?
フォルクスワーゲン「ゴルフ」と言えば、世界のコンパクトカー/Cクラスセグメントにおける「ベンチマーク」として知られています。
そんなゴルフですが、2025年1月10日にマイナーチェンジした新型モデルが日本で発売されました。
では、実際に街中で乗った印象はどのようなものだったのでしょうか。

ゴルフと言えば、1974年のデビュー以来50年間にわたって進化を続けてきたフォルクスワーゲンのベストセラーです。
現行となる8代目は2019年10月にドイツで世界初公開され、フォルクスワーゲンとして初となる48Vボルトマイルドハイブリッドシステムが採用されたことでも話題に。日本では2021年6月に正式発表、同日に発売されました。
その後も進化を続けてきた8代目ゴルフですが、2024年1月にマイナーチェンジを遂げた新型ゴルフがドイツで世界初公開。
日本では同年7月に正式発表し、今回2025年1月10日に発売しました。
日本でのグレード展開は、エントリーの「Active Basic」(349万9000円)から、専用エクステリアやシートを採用するスポーティな「R-Line」(475万3000円)。
そして伝統のスポーツグレードとなる「GTI」(549万8000円)が設定されています。
マイナーチェンジした新型ゴルフのトピックスは、第一印象を決めるのに重要なフロントマスクを刷新。
イルミネーション付きエンブレムを日本で初採用する他、全体的に直接的なラインを強調することで、よりフロントマスクが精悍な印象を与えています。
リアには3DデザインのLEDテールランプを採用することで、後続車に夜間でもゴルフとわかるものとなっています。
なおボディサイズは、全長4295mm×全幅1790mm×全高1475mm、ホイールベース2620mmで最小回転半径は5.1mです。
大きさとしては日本の道でも問題なく、狭い道でのすれ違いでも不安はありませんでした。
内装では前席では新しいインフォテイメントシステム(第4世代MIB4システム)を12.9インチワイドディスプレイに組み合わせることで、見やすく扱いやすいものに。
実際に触ってみると、スマホのように直感的に操作ができる他、ディスプレイタッチと物理ボタンにより、レスポンスもよく正直、国産車のインフォテイメントよりも自由度が高く、今の時代に合っている印象です。
さらにフル液晶メーターでは、輸入車ではわりかし定番となっているナビ表示にも切り替えられます。
一方で気になる部分は、センターコンソールに備わるシフトレバーは少し小さめなことから、シフトチェンジする際など1度位置を確認するなど、シームレスな操作がしづらいと感じました。
一方でセンターコンソール後方に位置するアームレストは高さ調整ができ、ドライバーの体格に合わせられる自由度の高さは良い点です。
新型ゴルフのパワートレインは、マイルドハイブリッド車に48Vマイルドハイブリッドシステムを採用する1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンをベースに116馬力仕様と150馬力仕様の2種類を設定。
ディーゼル車には、最高出力150馬力の2リッター直列4気筒ディーゼルエンジンを設定しています。
さらに伝統のスポーツグレード「GTI」には、最高出力265馬力を誇る2直列4気筒ガソリンエンジンを設定。なおマイナーチェンジ前より20馬力アップしました。
このような特徴を持つ新型ゴルフですが、今回試乗したのは「TDI Active Advance」(450万8000円)ですが、乗った印象はどうだったのでしょうか。
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