スズキ新型「ジムニー ノマド」発表! シリーズ初の「5ドア車」なぜ国内投入? 後席・荷室もシッカリ使える“本格四駆”登場で期待高まる
ジムニーシリーズの高い走行性能を継承
インテリアは、ジムニーシリーズの特徴であるオフロードなど過酷な環境下での運転のしやすさや各部の操作性にこだわり、機能に徹したデザインを受け継いでいます。
さらに、後席の居住性を向上。後席ヒップポイントを50mm後方に移動してひざまわりのスペースを拡大、さらに後席乗員間距離を90mm拡大したほか、後席ヒップポイントを20mm高くし、シートクッション厚を確保するなど、快適な乗り心地や座り心地を実現しました。
なお、ドライバーが後席ウインドウの開閉が行えるよう、フロントコンソールボックスに後席パワーウインドウスイッチを追加しています。

加えて、ホイールベースの延長により、4名乗車時の荷室床面長をジムニー シエラに対して350mm延長。荷室空間を拡大しました。また、荷室には荷物が滑りにくいカーペットを採用するなど、積載性の良さも重視しています。
新型ジムニー ノマドのパワートレインは、1.5リッターエンジンを搭載し、トランスミッションは5速MTまたは4速ATが選択可能。全車4WDです。
走行性能は、ジムニーシリーズの特徴であるラダーフレームを新型ジムニー ノマド用に新作し、重量増加に対して必要な剛性を確保したほか、「FRレイアウト」「副変速機付パートタイム 4WD」「3リンクリジッドアクスル式サスペンション」などの車体構成を継承。ホイールベースの延長により、高い直進安定性や操縦安定性を実現しています。
安全装備は、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」を標準装備したほか、アダプティブクルーズコントロール(ACC)を採用するなど、機能を充実させました。
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新型ジムニー ノマドは「FC」グレードのみの展開となり、価格(消費税込)は、5速MTが265万1000円、4速ATが275万円です。
インドのグルガオン工場で生産され日本へ輸出されます。月間目標販売台数は1200台を見込んでいます。
昔、エスクードの5ドアが「ノマド」って言わなかったっけ?
懐かしいネーミング……