日産の新型「高級“8人乗り”SUV」が凄い! 「V6ツインターボ」×高性能4WDで川まで渡れる!? 斬新「コの字ライト」がカッコイイ「新型アルマーダ」米法人がテスト動画を公開
日産米国法人は、新型「アルマーダ」の動画を公開しました。本格SUVらしく過酷なテストの様子が映っています。
川も難なくクリアする「新型アルマーダ」
日産米国法人は2025年1月23日、新型「アルマーダ(Armada)」の動画を公開しました。
日産のアリゾナ試験センターでテストが繰り返され、非常に過酷な試験を重ねている様子が映っています。

アルマーダは3列シートのフルサイズSUVで、2003年に登場しました。2代目からは「パトロール」や日産の海外高級ブランド インフィニティの「QX80」との姉妹モデルになっています。
現行型は3代目で、2024年11月に発表。8年ぶりのフルモデルチェンジを経て、デザインの一新やパワートレインの刷新、先進運転支援機能の強化が図られました。
なお、姉妹車のQX80は先に全面刷新を受けており、これに近い内容になっています。
ボディサイズは、全長5323mm×全幅2115mm×全高1945-1981mm、ホイールベース3075mm。
パワートレインは、最高出力425hp・最大トルク516lb-ftを発揮する3.5リッターV型6気筒直噴ツインターボエンジンと9速ATを組み合わせ、駆動方式はさまざまな地形に対応する8つのドライブモードを持つ4WDを設定。2WDも用意しています。
エクステリアは最新の「Vモーション」デザインに2段の「コの字」ヘッドライトを採用。先進感を表現しました。一方、従来のようなメッキパーツを減らし、シンプルでモダンにまとめています。
ボディサイドは直線的なデザインをベースに「フローティングルーフ」デザインを組み合わせ、スッキリとした張り出しの前後フェンダーデザインを用いて、存在感と高級感を演出。
リアは車幅いっぱいの一文字のテールライトとスポイラーを装着し、引き締まったイメージを与えています。
インテリアはインフォテインメントシステムとメーターを連続させた14.3インチのツインディスプレイを採用。これに直線基調のインパネと合わせ、先進感を強調しています。
またインパネやドアトリムはソフトパット仕上げとし、ダブルステッチやメタル加飾などを施し、上級SUVらしい豪華なインテリア仕立てとしています。
シートはフロントがマッサージ・ベンチレーション付きで、64色のアンビエント照明、12スピーカーの「Klipsch」プレミアムオーディオシステムなどを搭載。充実した装備になっています。乗車定員は7人または8人です。
先進機能では、衝突被害軽減ブレーキなどをはじめとする最新の「ニッサン セーフティ シールド」を全グレードで採用。上級モデルには高速道路同一車線走行時にハンズオフが可能な「プロパイロット・アシスト2.1」を搭載。
さらに、3Dアラウンドビューモニターやフロントワイドビュー、車両床下を透過するインビジブル・フードビューなどを備え、安全性能の向上を図っています。
ラインナップは、ベーシックな「SV」、中級モデルの「SL」、上級モデルの「プラチナ」「プラチナリザーブ」に加え、タフな内外装や専用サスペンションなどを備えるオフロードモデル「PRO-4X」の5つが用意。
駆動方式はPRO-4Xは4WDのみで、その他のモデルではFR/4WDどちらも選択できます。
動画で登場したのはPRO-4Xグレードで、渡河試験やボディフレームの振動をテストする凹凸路面の走行、急坂といった、オフロードで求められる走破性能を徹底して調査。
PRO-4X専用の電子リアデフロックやオールテレーンタイヤ、金属製アンダーボディスキッドプレート、アプローチアングル向上などが威力を発揮しています。
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新型アルマーダの価格は5万6520ドル(約885万円)から7万9990ドル(約1252万円)です。
なお、日本市場への導入に関しては現在のところアナウンスされていません。
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