夢の“信号ゼロ”バイパス「倉敷福山道路」計画に反響多数!?「早くして」「笠岡いつも混む」広島~岡山の“狭い県境地帯”を丸ごとスルー工事中 いつ完成するの?
広島・岡山県境をつなぐ新たな高規格道路「倉敷福山道路」の計画が話題になっています。一体どのようなルートで、どのような声が上がっているのでしょうか。
「延々と2車線」な国道2号に悲願のバイパス
広島・岡山県境をつなぐ新たな高規格道路「倉敷福山道路」の計画が話題になっています。
一体どのようなルートで、どのような声が上がっているのでしょうか。
県境をはさむ福山市~倉敷市間は、まともな一般道路が国道2号しかありません。
その国道2号も、昔ながらの2車線道路のままで、都市間ネットワークを担うには交通容量が貧弱すぎて、まともに使えません。生活道路が集中して、各地で混雑しています。
そこで、この福山~倉敷を「信号ゼロの4車線道路」でつなぐ一連のバイパス計画群をまとめて「倉敷福山道路」と名づけられています。
福山市側ではほとんど進んでおらず、事業化区間は備後赤坂の「赤坂バイパス」の延長線上の3.3kmのみです。2021年に「期成同盟会」が設立され、国に対して、さらなる事業化の進展を要望し続けています。
反対に岡山県側ですが、玉島バイパスの延長線上である「玉島・笠岡道路」が西へ西へ4.5kmが開通済みで、残る約9kmも工事が大詰めを迎えています。
玉島・笠岡道路の全通は「2026年度」の見込みです。ここが完成すれば、鴨方・里庄といった市街をまるごと信号ゼロでスルーできるようになります。
その先は、笠岡市街を海側にまるごと避ける「笠岡バイパス」も工事大詰め。完成見込みは当初は2025年度、そこから延期見込みです。
玉島・笠岡道路と笠岡バイパスが全通すれば、いよいよ倉敷から一気に広島県内へノンストップ突入できるようになり、所要時間は17分もの短縮が見込まれています。
※ ※ ※
とにかく狭い生活道路な国道2号に、念願の「信号ゼロバイパス」となる倉敷福山道路。ネット上でも「倉敷や赤坂、尾道、三原とバイパスができたし楽になりましたが笠岡のところはいつも混むよね…」「ぜひとも早期に実現して欲しいです」「ともかく早いこと笠岡市内から抜けるバイパスと繋がって欲しい」と、期待する声が上がっています。
「完成してる玉島からの道を通ってるけど、信号ゼロで本当に速い。早期完成望む!」と、周囲のバイパスの便利さを実感しているからこその、倉敷福山道路への期待をにじませるコメントも複数見られます。
いっぽう「福山道路、へたすると今世紀どころか来世紀までかかりそう」「この道路が完成する事はないでしょう」「生きてる間に走れる日が来るといいなぁ」など、一向に大きな進展がない福山道路に対し、懸念を示す声もありました。
昔の福山港の入り江を天当神社まで埋め立てて日本鋼管までつなぐことそして日東製網の東の道路と芦田川の関の橋を有効利用して松永を結ぶことを考えないといけない。