マツダが「スゴいロードスター」本気で市販化へ! 200馬力の2リッターエンジン×ソフトトップの特別な「MAZDA SPIRIT RACING」まもなく登場!

ソフトトップ仕様に2リッターエンジンを搭載するマツダ「ロードスター」の特別なモデルの市販化が期待されています。開発車両が限定イベントで公開されるなど、期待が高まっていますが、どのようなモデルになるのでしょうか。

「スゴいロードスター」東京オートサロン2025で公開か!?

 2024年1月の「東京オートサロン2024」で初公開された「MAZDA SPIRIT RACING RS concept(以下、ロードスターMSR)」は、マツダ「ロードスター」のスペシャルモデルとして話題を呼びました。

ソフトトップの「“2リッター”ロードスター」まもなく登場!?(写真はコンセプトモデル)
ソフトトップの「“2リッター”ロードスター」まもなく登場!?(写真はコンセプトモデル)

 市販化が期待されている1台ですが、ここ最近はその噂が活発化してきています。

 一体どのようなモデルなのでしょうか。

 まず、東京オートサロンで登場したロードスターMSRについて、同車は街乗りからサーキットまでを幅広く楽しめるような仕様を目指して開発しているとのことで、当時の取材時にも関係者が「開発している」とコメントがあったように、市販化に関して前向きであることが伺えます。

 ロードスターMSRはソフトトップボディですが、搭載されるエンジンは通常仕様の1.5リッターと異なり、「ロードスターRF」や輸出仕様と同じ2リッターエンジンを搭載。

 しかも、専用チューニングにより最高出力200馬力を目標に開発しているとのことでした。

 ロードスターRFが184馬力であることを考えると、それ以上にパワフルなのはもちろんですが、各種規制で高出力の自然吸気エンジンを作るのが難しい時代にリッター100馬力のエンジンが楽しめると聞いただけでもワクワクしたのを覚えています。

 くわえて、サーキットでも楽しめる足回りを目指しているという開発陣からのコメントが得られたほか、東京オートサロン2024当時のロードスターMSRにはブリヂストンのハイグリップラジアルであるRE-71RSが装着されていたことが印象的でした。

 インテリアはホールド性の高そうなフルバケットシートが装着されており、「ノーマルで購入してナラシ後サーキットOK」な仕様に仕上がってそうな雰囲気を演出。

 そこから時間が経ち、2024年10月に行われた「マツダファンフェスタ」でロードスターMSRが再度展示されたのですが、今度は「倶楽部MAZDA SPRIT RACING」の会員メンバーに機密車両が限定公開され、さらに開発メンバーからの話を聞けるといったコンテンツが用意されていました。

 会員限定とはいえ、一般ユーザーに向けたアピールをしたということは、マツダがこのモデルを本気で販売するつもりなのは間違いなく、2025年1月10日に開催される「東京オートサロン2025」にて市販化予定モデルとして「MAZDA SPIRIT RACING SPECIAL MODEL(マツダスピリットレーシング スペシャルモデル)」が初公開されることが明らかになりました。

 35周年記念車が登場したばかりのロードスターですが、次の東京オートサロンはNDロードスターの歴史の中でもメモリアルな瞬間になることが予想され、マツダブースは注目すべきと言えそうです。

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