氷上・雪上試乗会で垣間みえた先進性 4輪駆動も凌駕する日産リーフの走行性能
日産は、長野県にある女神湖で氷上・雪上試乗会をメディア向けに開催しました。魅力的な速さを見せる4輪駆動モデルに混じり、2輪駆動の電気自動車の走りは?
日産は全面的にまだ電気自動車推しではない
日産自動車は、今年も長野県の凍った女神湖の湖上にて、様々な路面状況でも安心して意のままに運転でき、走りの快感や安定性・操縦性を体感できる氷上・雪上試乗会をメディア向けに開催しました。
日産自動車広報部に、電気自動車の氷上・雪上性能について考えを聞いてみました。
「環境に優しいイメージばかりが前面に押し出されているので、そのような過酷な環境には適さないと思っている方も多いでしょう。しかしその実は、走行性能・安定性能・運動性能などすべてが既存のクルマ達に対して高みのレベルに到達できるので、適しているのです。
そんな事実を世に浸透したいと考える日産は、ここ数年、女神湖で開催する理由として、周辺一般道では雪上ドライブを堪能でき、湖上では氷上ドライブを体験できること。そして過酷な環境の方が緻密な制御を可能とする電気自動車の凄さが浮き彫りになるので、必ず凍って氷上ドライブを体験できる女神湖は打って付けです」
しかし勘違いして欲しくないのは、日産は“まだ”全面的に電気自動車推しではないということ。ここが肝心です。