ホンダの「“2人乗り”オープンカー」がスゴイ! 美麗スタイルの「スポーツモデル」! 精悍顔が超カッコイイ「OSM」とは

2008年7月に開催されたロンドンモーターショーで、ホンダモーターヨーロッパリミテッドから出展された「OSM(オープン・スタディ・モデル)」が注目を集めました。いったいどのようなクルマだったのでしょうか。

流麗なデザインに注目が集まった「OSM(オープン・スタディ・モデル)」

 2008年7月に開催されたロンドンモーターショー(ブリティッシュ・インターナショナル・モーターショー)にて、ホンダの英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパリミテッドから出展された「OSM(オープン・スタディ・モデル)」に多くの注目が集まりました。

「S2000」復活を期待する声は多く、海外のCGアーティストが独自にレンダリング(イメージCG)を描いた例も[イメージCG:Theo throttle]
「S2000」復活を期待する声は多く、海外のCGアーティストが独自にレンダリング(イメージCG)を描いた例も[イメージCG:Theo throttle]

 OSMは、「クリーン&ダイナミック」をコンセプトに設計された2シーターのオープンスポーツカー。ドイツのオッフェンバッハにあるホンダR&Dヨーロッパのデザインスタジオで制作されました。流麗なルックスは、一目でファンをつくるほどのインパクトでした。

 空力特性を念頭に置いたエクステリアは、スムーズな曲線とシャープな直線が融合されています。

 ボンネットからホイールアーチまで伸びる切れ長のヘッドライト、空気抵抗を受けにくそうな鋭角デザインのサイドミラー、一直線に繋がるテールランプなど、個性的で美しいボディデザインです。

 OSMのプロジェクトリーダーである「アンドレアス・シッテル氏」は、低排出ガス車も魅力的であることを示したかったと語っています。その言葉からは、環境にも配慮された「クリーン」な低排出ガス車として設計されたことを証明しています。

 ボディサイズは5ナンバーサイズほどの大きさで、おそらくコンパクトサイズのハイブリッドオープンカーという設定であることが推測できます。

 インテリアは、スポーティな要素が強く感じられるデザイン。シフトノブに配置されたエンジンスターターやフラットボトムのステアリング、見るからにホールド性の良さそうなシートなど、コンセプト通りのダイナミックな走りが実現できそうな設計です。

 デザイン・スタディ・モデルのため、残念ながら市販化にはたどり着きませんでしたが、未来のホンダのクルマづくりに期待してしまう1台であったことは間違いありません。とくにライトウエイトスポーツカーファンにとっては、かなり興味深い出展だったのではないでしょうか。

 今後も、OSMのようなクリーン&ダイナミックなオープンスポーツカーの登場を期待しつつ、世界各地で開催されるモーターショーに注目したいところです。

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