6速MTのみ! 新型「“水平対向”スポーツカー」初公開! 「ウッド×チェック柄」のオシャ内装&“軽量ボディ”採用! “オープンモデル”もあるポルシェ「911カレラT」発表!
2024年10月29日、ポルシェは新型「911カレラT」「911カレラT カブリオレ」を発表しました。どのようなクルマなのでしょうか。
運転の楽しさを追求した新型「911カレラT」発表!
2024年10月29日にポルシェは、「911」の新たなモデルとして「911カレラT」と「911カレラT カブリオレ」を発表しました。
初代911のルーツは、1963年9月に発表された「ポルシェ901」にあります。
モーターショーで発表されたこのクルマは、商標登録の関係から911に改名され量産されたことで、911(901型)が誕生しました。
現行モデルとなる8代目(992型)は2018年11月に発表。
直近では、2024年5月に後期モデル(992.2型)がデビューしています。
そのなかでツーリングを意味する「T」を冠したモデルは、純粋なドライビングプレジャーと俊敏なハンドリングを追求したモデルとして、2017年以来、「カレラ」と「カレラS」の間に位置づけられています。
今回の新型「カレラT」は後期モデルをベースに40kg以上の軽量化が施されたことにくわえて、トランスミッションが6速MTのみの設定であることや、歴代初となる「カブリオレ(オープンモデル)」が登場したことが大きな特徴です。
エクステリアは、ドアミラー、ホイール、ドアデカール、リアバッジにバナジウムグレーのペイントが施され、ブラック仕上げのステンレススチール製スポーツエキゾーストテールパイプを装備。
また、各三角形のリアウインドウにシフトパターンのロゴ入りステッカーが貼られ、運転を楽しむモデルであることを強調しています。
ボディカラーは、レジェンドカラースキーム、ドリームスカラースキーム、シェードカラースキームと区分され、多くのカラーが用意されているうえ、ペイントトゥサンプルおよびペイントトゥサンプルプラスプログラムでは、カスタマーから提供されたサンプルに基づき、ほぼ自由にボディカラーを作成することが可能です。
なお、カブリオレのルーフはオプションでブラック、レッド、ブルー、ブラウンの色からを選択することができます。
インテリアは、水平基調のダッシュボードに標準装備となるスポーツクロノパッケージの目を引くストップウォッチが目を惹きます。
シートレイアウトは、カレラTは2シーター、カブリオレは4シーターが標準となります。
シートには、レザーよりも軽いスポーツテックスとチェック柄が用いられ、ヘッドレストにあしらわれた911の刺繍も相まってスポーティかつオシャレな室内空間を演出。
また、各所にクラシックなポルシェカラーであるゲンチアンブルーのアクセントによって、独自性がさらに高められています。
最大の特徴は、往年のポルシェを彷彿とさせるウッド製シフトノブが採用されていることです。
シフトレバーの前には「MT」ロゴのバッジを装備するほか、シフトパターンのロゴは、ダッシュボードの助手席側に刻印されています。
パワートレインは、最高出力394PS、最大トルク450Nmの3.0リッター水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載。
トランスミッションの6速MTには、エンジンとギアボックス間の速度差を自動的に補正するオートブリッピング機能も備わっています。
これらにより、0-100km/hの加速タイムはカレラTで4.5秒、カブリオレで4.7秒となり、最高速度はカレラTで295km/h、カブリオレで293km/hを誇ります。
価格(消費税込)は、カレラTが1865万円から、カブリオレが2114万円からで、現時点ですでにオーダーを受け付けているとのことです。
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