ホントに“国道”!? めちゃハードで「走行困難」な道も? “過酷”すぎる「日本三大“酷道”」とは
「国道」ならぬ“酷道(こくどう)とは、いったいどんな道なのでしょうか。酷道ができてしまった背景や「日本三大酷道」やについて紹介します。
そもそも「酷道(こくどう)」っていったい何!?
国が管理する全国の主要幹線道路を「国道」といいますが、これをもじった「酷道(こくどう)」と呼ばれる道があります。
いったいどのような道を指すのでしょうか。
酷道とは、国道でありながら文字通りの「酷(ひど)い道」として呼ぶ俗称です。
類似語に「険道(けんどう)」があり、こちらは「県道」と「険しい道」をかけた俗語で酷道と同じ意味合いがあります。
酷道の代表的な特徴をいくつか挙げてみましょう。
●路面状態が悪い・落石
未舗装路、舗装されていても凹凸やうねり、穴が開いている、落石が路面に残ったままといった状態の悪い道路があり、それもかなり長い区間そうなっている箇所も珍しくありません。
道路上を小川が横切る「洗い越し」と呼ばれるところもあります。
●離合困難
離合とは、すれ違いのことです。酷道には道幅が狭く離合が難しい、ないしはできない区間があります。
多くの場合は待避所が用意されており、その先に離合困難であることを知らせる標識が備えられています。
●ガードレールがない崖道
離合困難な狭さに加え、片側は山肌が迫り、もう片側は崖で脱輪が絶対許されない道があります。
いずれの特徴も、決して走りやすい道とは言えず、初心者や運転に自信のない方は走行を控えることが推奨されるレベルです。
クルマでの走行はおろか、人の通行もできない区間がある国道もあります。
そんな全国の“酷道”を求めわざわざ訪問するマニアも少なくないといい、そうした道などを紹介する動画サイトまであるほどです。
記事のR425に「和歌山県尾鷲市」とありますが、「三重県尾鷲市」です。
この度はご指摘ありがとうございます。修正しました。