突然現れる「三角マーク」何の意味? 赤色は見るけど緑色も存在、違いは? 高速道の電光板に表示されるめちゃ「画期的&使える」サインとは
もし…事故に遭遇したら…どうしたら?
上記のように渋滞は交通事故や車両の故障などが原因で発生する場合も多く、決して他人事ではありません。
もし運転中に交通事故やクルマの故障が発生し、高速道路上に停車しなければならない場合には次の点に留意しましょう。
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1 ハザードランプをつけ、後続車に合図する
2 できるだけ路肩や非常駐車帯に停車する
3 停車後は停止表示板や発煙筒を使って事故車や故障車の存在を知らせる
4 運転者・同乗者は安全な場所に避難する
5 非常電話や携帯電話を使って事故や故障状況を通報する
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1や3のように、二次的な事故を防止するためハザードランプや発煙筒などで後続車に合図をすることは非常に大切です。
ちなみに道路交通法第75条の11および道路交通法施行令第27条の6において、故障などで停車する際には停止表示器材を後続車から見やすい位置に表示することが義務付けられています。
高速道路を走行する前には、停止表示板や発煙筒などがクルマに備わっているか確認しておきましょう。
また4は、人が乗車している状態で後続車に追突されたりクルマを降りた後に後続車にはねられたりする事故を防止するための措置です。
運転者も同乗者も可能な限りすみやかに、ガードレールの外など安全な場所に移動することを心がけましょう。

そのほか5に関して、事故の場合は110番もしくは非常電話を使って通報、故障の場合は非常電話もしくは道路緊急ダイヤル「♯9910」に通報する必要があります。
特に緊急時はパニックに陥りやすいため、車内に緊急連絡先のメモを置いておくか、事前に携帯電話に番号を登録しておくことが重要です。
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高速道路の道路情報板に表示される三角マークは、渋滞の増減状況を示しています。
運転の際にはこの三角マークやリアルタイムの交通情報などを参考に、ルートを選択すると良いかもしれません。
Writer: 元警察官はる
2022年4月からウェブライターとして活動を開始。元警察官の経歴を活かし、ニュースで話題となっている交通事件や交通違反、運転免許制度に関する解説など、法律・安全分野の記事を中心に執筆しています。難しい法律や制度をやさしく伝え、読者にとって分かりやすい記事の執筆を心がけています。
































