突然現れる「三角マーク」何の意味? 赤色は見るけど緑色も存在、違いは? 高速道の電光板に表示されるめちゃ「画期的&使える」サインとは
高速道路などに設置されている「道路情報板」が、緑や赤の「三角マーク」を表示することがありますが、この表示の意味を知らない人が多いようです。一体どのような意味なのでしょうか。
高速の電光板「三角マーク」 ほとんどが「意味」知らない現状…
高速道路上にある電光掲示板には、さまざまな道路情報が掲載されています。
では、ときどき表示される「三角マーク」には一体どのような意味があるのでしょうか。
高速道路の上部には「道路情報板(文字情報板)」と呼ばれる電光掲示板が設置されています。
道路情報板には「宝塚-西宮山口JCT 渋滞○km」「大井松田方面 事故 渋滞○km」「落下物あり」などのように、事故・故障車による通行止めや落下物、渋滞の発生といった情報が掲載されます。
ドライバーの中には、この道路情報板を参考にしながら運転をする人もいるでしょう。
特に渋滞情報が掲載される際には、文字情報とともに「赤色の右上がりの三角マーク」が表示されることがあります。
実はこの三角マークは渋滞が増加傾向にあることを知らせるものです。
高速道路のあらゆる場所にはトラフィックカウンターという交通量を検知する機械が設置されており、このトラフィックカウンターの情報をもとに、渋滞の増加が見込まれる区間を道路情報板に表示しています。
なお以前NEXCO中日本に取材をおこなった際、この三角マークに関して広報担当者は「マークの表示を確認したら、急いでいるときなど、必要や状況に応じて柔軟に経路を変更していただくことに役立てていただけたらと思います」と説明していました。
さらに高速道路によっては赤色の三角マークのほかに「緑色の右下がりの三角マーク」が表示されるケースもあります。
これは渋滞が減少傾向にあることを知らせるものです。緑色の三角マークは首都高速道路やNEXCO東日本管内の高速道路でたびたび見られます。
右上がりの三角マークは交通量が増加するイメージ、右下がりの三角マークはその逆と考えると、覚えやすいといえるでしょう。
また渋滞情報を知る方法としては、高速道路各社のウェブサイトにある「リアルタイム交通情報」や道路情報提供アプリなどを確認することが挙げられます。
これらのウェブサイトやアプリでは渋滞や交通事故、通行止めの情報のほか、所要時間の情報も公表されているため、運転前にチェックしておくと良いでしょう。
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