旧型「プリウス」が“今”「超お買い得」!? 大人気だった「30系」が“狙い目”な理由とは? 古い“ハイブリッド”は大丈夫なのか
2009年05月から2015年11月に販売された3代目(30系)「プリウス」がいま、極めて「お買い得」な中古車価格となっているようです。その詳細をお伝えします。
メガヒット作の「エコカー」もいまや「100万円以下」に
トヨタを、いや日本を代表する世界のエコカーといっても過言ではない「プリウス」。なかでも2009年05月から2015年11月に販売された3代目(30系)は稀に見る超ヒット作となり、ハイブリッドカーが広く一般に普及する大きなきっかけとなりました。
そんな「平成の国民車」というべきプリウスがいま、中古車で「買い時」だといいます。どのような状況なのでしょうか。
平成の国民車と言って間違いではないであろうトヨタのハイブリッドカー、プリウス。2022年12月にフルモデルチェンジを受けて、現行型(60系)は5代目となりました。
コロナ禍では半導体不足による納期遅れを筆頭にした理由で、中古車相場価格は全体的に高騰、プリウスの中古車価格も同様でした。
現行型プリウスの2024年9月末時点の納期は、ハイブリッド車で翌年3月以降と半年以上(PHEV車は4か月から5か月)の時間がかかっています。
いっぽうで、先代以前のプリウスの中古車相場価格がこなれてきて「今が買い時」状態となってきています。
ここで歴代プリウスの年式をおさらいしておきましょう。
・初代「10系」1997年12月~2003年8月
・2代目「20系」2003年09月~2009年04月
・3代目「30系」2009年05月~2015年11月
・4代目「50系」2015年12月~2022年11月
・5代目「60系」2022年12月~
※納車時期のズレがあり、実際の中古車の新車登録年と異なる場合があります
歴代プリウスを大手中古車検索サイトでチェックしてみると、初代10系は、現在ほとんど中古車市場に流通しておらず、そもそもマニアでなければ購入をおすすめできない年式です。
2代目20系も年式が古く、台数も少ないので積極的におすすめできません。
そんなプリウス中古車の狙い目は、3代目30系(ハイブリッド車)です。
中古車相場は、40万円から100万円台がメインで、なかでも在庫数が最も多い価格帯が50万~70万円台となっています。
走行距離5万km以下の中古車でも50万円から60万円台が目立っているという「爆安底値」状態となっています。
また年式が相対的に新しくない世代のクルマですが、タマ数は比較的豊富にあり、全国に3000台ほど流通している状況です。
4代目50系では、全国に流通する在庫が4000台以上と相当豊富になりますが、相場価格は120万円から260万円台と高めです。
50系は2018年12月にマイナーチェンジが施され、おおまかに前期型と後期型に分かれます。
中古車相場価格を前期型に絞ると120万円から180万円台、後期型では160万円から270万円台となっています。
現行型(60系)の新車価格275万円~392万円(PHEV除く)と比べれば安いですが、中古車としてはまだまだ高価なクルマといえるでしょう。
この記事では、バッテリーの劣化具合を調べる事が全く書かれていないので、
プリウス中古車を買うのは、分の悪い賭けになる。中古業者だって走行距離で判断するしかない。
しかし、調べて見ると、こんなコメントを発見。↓
「バッテリーの劣化状態を管理するための
専用の値があることを知りました。
「Δ(デルタ)SOC」というものです。
物理学等でデルタは「差」を表しますので、
バッテリーセルの「容量差(バラツキ)ということらしいです。
算出するための詳細データが整備マニュアルをみても不明なのですが、
バッテリーの劣化が進むとここの値が大きくなるそうですので、
「状態が良い=0%」となります。
条件はREADY+エンジン停止+電気負荷無しだそうです。
ネットで調べた限りでは30%とか35%ぐらいからハイブリッドシステムの警告灯が付くとかなんとか…
20%ぐらいまでならまだなんとか大丈夫だとか…」