全長2.6m級!? めちゃ小さいマツダ「“ミニ”ロードスター」実車公開! ルーフなしの「常時フルオープン仕様」どんなモデル?
マツダが「ジャパンモビリティショー2023」に出展したミニサイズの「ロードスター」が、本社ショールームで展示されました。一体どのようなモデルなのでしょうか。
めちゃ小さい「ロードスター」ってどんなもの?
2024年9月24日、マツダは新型電動セダン「MAZDA EZ-6」を、マツダ広島本社ショールーム(広島県府中町)で日本初公開しました。
このMAZDA EZ-6とともに小さい「ロードスター」も展示。「ロードスター2/3スケール」というモデルですが、どのような特徴があるのでしょうか。
ロードスター2/3スケールは、通常より小さいロードスターとして2023年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2023」で初展示されたもので、現行の4代目ロードスターを3分の2に小型化したモデルです。
実物のサイズが全長3915mm×全幅1735mm×全高1235mmに対して、ロードスター2/3スケールは全長2610mm×全幅1156×全高823mmといった小さなサイズを実現。
ホイールやシートなど、多くのパーツが3分の2のサイズで再現されているのですが、ハンドルは通常のロードスターと同じものが備わっています。
このミニサイズのロードスターは、実は子ども用のアトラクションとして作られたものです。
マツダは、「ミニサイズのロードスターに乗ったお子さまに『クルマって楽しいな』『早く免許を取って運転してみたいな』と感じてもらえるよう、走る楽しさを疑似体験できるものとなっています」と説明しています。
ロードスター2/3スケールに屋根はなく、常にフルオープン状態となっています。ドアは開かないので、運転席に座るときはドアをまたいで乗り込みます。
アクセルを踏み込むと、前から風が吹いてくる仕掛けが採用されており、ジャパンモビリティショー2023では前方に大きなディスプレイが設置され、そこに映る風景と合わせて、動くことへの感動を味わえる工夫が施されていました。
なお、本物のクルマに乗っているような感覚を味わえるよう、アクセルペダルの踏みごたえは通常のロードスターと同じ強さになっているといい、実車のハンドルを装着した理由も“本物感”を演出するためだといいます。
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ロードスターはライトウェイトスポーツカーを代表するモデルで、1989年に初代モデル(ユーノスロードスター/NA型)がデビューしました。
「人馬一体」のコンセプトのもと、軽量かつオープンエアを後輪駆動で楽しめるオープンカーとして4世代にわたってグローバルで販売され、根強いファンに支持されています。
現行は2015年5月に発売された4代目(ND型)。「魂動(こどう)」デザインを採用した精悍かつスポーティなスタイリングが特徴で、2016年11月に電動格納ハードトップの「ロードスターRF」が追加されました。
2024年1月にはビッグマイナーチェンジがおこなわれ、内外装デザインを変更したほか、走行性能の向上などを図っています。
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