外環道「関越~東名」工事って今どうなってるの? 4年前の「調布陥没」から音沙汰なし!? 本当に完成するんでしょうね?
都心郊外をぐるっと環状に連絡する高速道路「東京外かく環状道路(外環)」の未開通部、「関越道~中央道~東名高速」の区間で工事が続いています。いったい工事はどこまで進展しているのでしょうか。それとも4年前に起きた「陥没事故」から止まったままなのでしょうか。
念願の都内高速「南北軸」工事のゆくえは
都心郊外をぐるっと環状に連絡する高速道路「東京外かく環状道路(外環)」の未開通部、「関越道~中央道~東名高速」の区間で工事が続いています。
いったい工事はどこまで進展しているのでしょうか。それとも4年前に起きた「陥没事故」から止まったままなのでしょうか。

東京から各方面へ放射状に伸びる高速道路は、東関東道や首都高湾岸線、常磐道、東北道、関越道、中央道、東名高速などたくさんあります。
しかしこの放射高速道路を互いにつなぐ高速道路が無いと、いったん都心に出てこないと相互乗り換えができません。この役目を都心郊外で果たすのが外環道です。
外環道は1992年の「和光IC~三郷JCT」という埼玉区間が最初に開通しました。1年半後には大泉JCTまで延伸し、とりあえず「関越道・東北道・常磐道」がむすばれ、都心の交通集中が一部分散されることとなりました。
そこからがなかなか進みませんでしたが、2018年に高谷JCTまでが一気に開通し、千葉区間も完成。現在に至ります。
残るは西側の東京区間で、2012年に着工。用地取得を必要としない「大深度地下」トンネルを採用し、本線シールドマシンは上下線分で北側・南側同時施工の「4基体制」となり、順調に完成へ向かうと思われました。
しかし、2020年10月に、調布市内の地上で陥没が発生。工事は完全ストップし、開通見込みは不透明になりました。
さて、ここまでは全国報道で大きく取り上げられた出来事です。では、それから早くも4年が経過しつつあるなか、工事はどうなっているのでしょうか。止まったままなのでしょうか。














































