発進から停止までクラッチ操作不要! ホンダ「ミドルクラススーパースポーツ」“E-Clutch”搭載のコンセプトモデル日本初公開! 春のモーターサイクルショーで「CBR400R E-Clutch Concept」登場
ホンダは、2026年3月20日から順次開催される「第42回 大阪モーターサイクルショー2026」、「第53回 東京モーターサイクルショー2026」、「第5回 名古屋モーターサイクルショー」の各会場で、コンセプトモデル「CBR400R E-Clutch Concept」を日本で初めて公開します。
スポーツ性と快適性を両立
ホンダは、2026年3月20日から順次開催される「第42回 大阪モーターサイクルショー2026」、「第53回 東京モーターサイクルショー2026」、「第5回 名古屋モーターサイクルショー」の各会場で、コンセプトモデル「CBR400R E-Clutch Concept」を日本で初めて公開します。
同モデルのベースとなったCBR400Rは、「CBR」の名にふさわしいエキサイティングな走りを提供する排気量399cc水冷DOHC直列2気筒エンジンを搭載するスーパースポーツモデルです。このエンジンは、日常で多用する低・中回転域ではトルクフルで力強く、高回転域ではパワフルかつスムーズに吹け上がる出力特性を備えています。インジェクションシステムの最適化も図られ、スロットル開度に対してリニアに反応する扱いやすさも実現しました。
排気系には異型断面のショートマフラーを採用し、テールパイプは二管構造となっています。これにより、低回転域ではツインエンジン特有のパルス感と歯切れの良さを際立たせ、高回転になるにつれて高揚感を増していくレーシーな排気サウンドを奏でます。
車体の骨格となるフレームには、φ35mmの鋼管を用いたダイヤモンドタイプを採用。軽量でありながら高い剛性を確保し、適度なしなりを活かすことで、変化する路面に柔軟に対応し、ハンドリングに軽快さをもたらします。
サスペンションは、ライダーの意思を的確に路面へ伝えるため、フロントにはインナーパイプ径φ41mmのショーワ(Astemo)製SFF-BP倒立フォークを装備。摺動抵抗の低減と車体の軽量化に貢献します。リアには分離加圧式シングルチューブタイプのサスペンションを採用し、優れた路面追従性を実現しています。

スピード感あふれるアグレッシブなスタイリングにおいては、先鋭的なウェッジシェイプを際立たせ、レーシングマシンのDNAを受け継ぐデザインを採用。コンパクトなフロントカウルと、整流効果の向上を意図したワイドなロアカウルが、凝縮感のある均整のとれたプロポーションを生み出しています。
絞り込まれた乗車スペースは、まるでライダーとマシンが一体化したかのような感覚のライディングを可能にし、CBRシリーズの象徴であるデュアルヘッドライトとコンパクトなLEDテールランプを採用。
空気の流れを巧みにコントロールするエアマネジメントも特徴の一つで、アッパーカウルは整流効果を高め、ライダーの上半身にかかる風圧を低減させます。さらに、左右のミドルカウルには内側にウイングレットとスリットを備えたダクトが新設されており、レースシーンからのフィードバックを活かした高度なエアマネジメントを実現しました。これにより、軽快感と安定感を両立したスポーティな走りが可能となります。
ライディングポジションは、渋滞した市街地から高速道路でのツーリング、ワインディングでのスポーツ走行まで、多様なシーンでの扱いやすさを追求しています。コックピット周りでは、トップブリッジ下にセパレートハンドルを配置することで、スポーティさと快適さの両立を図りました。これにより、アグレッシブな走りにも対応できるポジショニングを実現しています。フラットなサイドカバーや絞り込まれたフューエルタンク後端部は、ニーグリップのしやすさと良好な足つき性も確保しています。
後輪への駆動力を制御するHSTC(Honda セレクタブル トルク コントロール)も装備されており、前後輪の速度差から算出された値に基づき、燃料噴射量を調整してエンジントルクを最適化。加速時の後輪スリップを制御し、滑りやすい路面での安心感を高めます。
ブレーキシステムは、キビキビとした走りを支えるため、フロントにダブルディスクブレーキを採用し、キャリパーはラジアルマウントを採用。急な路面変化やブレーキのかけ過ぎによるタイヤロックを回避し、車体のコントロール性と制動性能の維持をサポートするABSも備わっています。
メーターには、多彩な情報を表示する5インチのフルカラーTFT液晶メーターを装備し、燃料計や時計、瞬間燃費や平均燃費、燃料消費量表示機能などを集約。表示レイアウトは3タイプから選択でき、背景色も設定可能です。さらに、シフトタイミングを知らせるシフトアップインジケーターや、任意の回転数で点滅設定ができるタコメーターピークホールド機能も搭載しています。
スマートフォンとの連携を可能にするHonda RoadSyncも採用され、ハンドルスイッチやBluetoothヘッドセットを通じたライダーの音声などで、スマートフォンのマップやミュージックアプリなどの操作が可能です。
安全装備として、急ブレーキを後続車に高速点滅で知らせるエマージェンシーストップシグナルや、盗難抑止機構「H・I・S・S(Honda Ignition Security System)」も搭載されています。
同コンセプトモデルの最大のトピックとなるのがクランクケース右側面に備えられた電子制御クラッチ「E-Clutch」の搭載で、この装備によりライダーはクラッチ操作なしでスムーズな発進から停止、変速を実現しています(クラッチを利用したシフトチェンジも可能)。
ホンダ独自のE-Clutchは、「CB650R」「CBR650」にはじまり、ベストセラーモデル「レブル250」や「CL250」、「XL750 TRANSALP」「CB750 HORNET」に搭載されるなど着実にラインナップを拡大しています。
今後もどのようなモデルにE-Clutchが搭載されるのか、注目が集まります。
Writer: くるまのニュース編集部
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