ムリな願い!? お盆の“大渋滞”「どうにか避けたい」! ほんの“少し”でも「快適に旅をする」方法とは
これから迎えるお盆シーズンは、コロナ禍で一旦落ち着いた毎年恒例の「高速道路“大渋滞”」が復活しそうです。そこでちょっと計画を変えればお得で快適にドライブできるプランを紹介します。
2024年のお盆も「40kmを超える大渋滞」の予測
もはや避けては通れない「お盆休み」の高速道路“大渋滞”ですが、これをどうにかして回避する方法はないのでしょうか。
ほんの少しでも快適に過ごせる、ドライブプランについて考えます。
高速道路各社は、2024年のお盆の渋滞予測を発表しています。
「下りのピーク」は8月10日で、東北自動車道で午前8時に栃木県の「矢板北パーキングエリア」付近を先頭に45km、東名高速道路で午前7時に神奈川県の「秦野中井インターチェンジ」付近を先頭に45kmの超大型の渋滞の発生を予測しています。
また前日の9日も、名神高速道路と新名神高速道路で午後5時に京都市「旧山科バスストップ付近」を先頭に30km、加えて11日は神戸淡路鳴門自動車道で午前11時に兵庫県「北淡インターチェンジ」付近を先頭に25kmの渋滞も予測しています。
そして「上りのピーク」は8月12日で、関越自動車道で午後4時に埼玉県「高坂サービスエリア」付近を先頭に40km、中央自動車道で午後5時に神奈川県と東京都の県境の「小仏トンネル」付近を先頭に30km、また、翌日13日午後3時も小仏トンネル付近を先頭に30kmの渋滞を予測しています。
お盆時期は大渋滞もありますが、さらに残念なことに通常適用される高速道路の「休日割引」が8月10日から18日は適用されません。
これは、2023年10月に観光立国推進閣僚会議にて決定された「オーバーバーツーリズムの未然防止・抑制に向けた対策パッケージ」に基づいて観光需要の分散・平準化をするという目的があります。
そのため、渋滞を避けて、休日割引を適用してお得にスムーズに快適にドライブ旅行をするためには、8月8日までか、もしくは8月19日以降に旅程を設定するのがベストです。
また「ETC周遊割」など、NEXCO各社が用意する割引プランを活用する場合も、同様の旅程であれば使えます。
そうは言っても、実際は職場が一斉に休業となるお盆時期にしか長期の休みが取れなかったり、親戚の集まりのため帰省しなければならなかったりする人も多いかと思います。
そのような人におススメなのが、行きは「朝出発」ではなく「前夜出発」にするプランです。
残念ながら、夜行ってもPA/SAの駐車場は仮眠というより車中泊の車で一杯で、空いてないことが殆どで休めない。