ホンダ新型「プレリュード」発売へ!「セリカ」「シルビア」はどうなる!? 今こそ復活してほしい「スペシャルティカー」とは

日産のスペシャルティカー「シルビア」

 もう1台、復活が期待されるスペシャルティカーは日産「シルビア」です。

 初代モデルは1965年に登場。現時点で最後型となった7代目モデル(S15型)は2002年まで販売され、37年という長い歴史を持っています。

 今ではドリフトマシンやチューニングカーとして重宝されている5代目シルビア(S13型)が誕生した1988年はバブル経済真っ只中。同車がデビューするとすぐに人気モデルになりました。

日産のスペシャルティカーとして人気となった「シルビア(S13型)」
日産のスペシャルティカーとして人気となった「シルビア(S13型)」

 その後、スペシャルティカーが落ち目になっても、シルビアは「FR(後輪駆動)」と「ターボエンジン」を特徴とし、高い走行性能を求める層から一定の需要を確保。

 7代目では4シーターオープンカーの「ヴァリエッタ」も追加されましたが、新たに施行された排ガス規制の影響を受けて2002年8月に生産終了になっています。

 東京モーターショー2013で日産は「IDx」というFRスポーツカーのコンセプトモデルを世界初公開したのですが、同車が次期「シルビア」ではないかと期待されました。

 なかでも「IDx NISMO」は、逆スラントノーズやカーボン製パネル、サイドマフラー、エアロダイナミクススポイラーなど、スポーティなスタイリングが特徴。

 パワートレインは、1.6リッター直噴ターボエンジンに、シンクロレブコントロールによるスポーティな走りが楽しめる6速マニュアルモード付CVTを組み合わせています。

 また、欧州日産は2021年10月、「日産における1960年代の象徴的なモデル『シルビア』を電動化させて未来に蘇らせたら」というテーマで、未来のシルビアのビジュアルデザインを公開。電動車となって、まったく新しいパッケージングを採用するといいます。

 生産終了から20年以上が経過した今でもシルビア復活を望む声は絶えず聞こえており、次期型登場を期待したいモデルの1台だといえるでしょう。

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Writer: くるまのニュース編集部

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