トヨタ最強「商用バン」が画期的すぎ!? めちゃ使える“カクカク”内装は「もはや住める」レベル! 大人気「プロボックス」が愛される理由とは
仕事だけなんてモッタイナイ! 実用性の高さはSUV以上!
さて、続いてはシートアレンジと荷室をチェック。
まず感動するのは、運転席のリクライニングが76度も倒せること。前後スライド量も240mmと大きいので、後ろに下げて背もたれを倒せば、足も腰もラクな姿勢で休憩することができます。
これなら高速のパーキングエリアでも爆睡できる自信があるほど。
そしてリアシートは、見るからに簡素なつくりです。座面も背もたれも薄く、ここに長時間座り続けるドライブはちょっと厳しそうですが、それはもちろん荷室を完全にフラットにするため。
座面だけを引っ張り上げると前に格納でき、背もたれを倒せば低くフラットなフロアの完成です。操作は簡単だし、軽い力でできました。
フラットにすると、通常の5名乗車時には奥行きが1040mmのところ、一気に1810mmまで広くなります。
大人でも余裕で寝転がれるので、車中泊にも大活躍するはず。
荷室高は935mmで、さすがにホンダの軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」の1200mm超えにはかなわないものの、コンパクトSUV「カローラクロス」が957mmなので、開口部からフラットなフロアで935mmの高さが確保できるというのは、背の高い荷物もスムーズに積みやすいと思います。
今回はダンボール箱を積んでみましたが、最初からフロアをスーッと滑らせて奥まで積め、極力出っ張りをなくした四角い空間と相まって、とてもラクでした。テントやテーブル、ベビーカーなども余裕でしょう。
これだけの奥行きがあるので、釣りやスノーボードなどアクティブな趣味にも頼もしい相棒となりそうです。
ということでプロボックス、プライベートで使ったらあれもこれも積めて、好きな時に食べて飲んで休憩できる、もはや住めそうなくらい便利なクルマだと実感しました。
かってはADバンとやらダサいスタイルのライバル車が存在したが、今はプロボックスのみ
良い車なんだけど、1年車検ってのが面倒臭いんだよね。
背が低いのが難点。
おまけに軽バンより荷物が積めない。
しかも軽バンほどスリムじゃない。
ライバルがいなさすぎるのも問題。