ホンダ「新型インテグラ」発売へ! 約20年ぶり“国内復活”で6速MT&「高性能2リッターVTECターボ」搭載!? お値段800万円超えも予想される「タイプS」どんなモデル?
ホンダが日本国内での販売を明らかにした「インテグラ タイプS」とは、どのようなクルマなのでしょうか。
「シビックR」譲りのプレミアムスポーツカー
ホンダは2026年3月、国土交通省が新たに創設した「米国製乗用車に関する認定制度」を活用し、米国で生産・販売をしているモデルを日本に導入することを発表しました。
そのモデルとは、ホンダのプレミアムブランドである「アキュラ」から販売されている「インテグラ タイプS」と、ホンダブランドから販売されている「パスポート トレイルスポーツ エリート」の2車種。
米国で生産される魅力的なモデルを日本市場に導入することで、日本のユーザーの多様なニーズに応えるラインアップの充実を図るとしています。
では、今回導入が決定したインテグラ タイプSとは、どのようなモデルなのでしょうか。
「インテグラ」の名前は、1980年代から2000年代中頃にかけ、日本でも4世代に渡って販売がなされていたため、なじみ深い人も多いことと思います。
いっぽうで、米国市場では初代(日本名「クイントインテグラ」)から、プレミアムブランドのアキュラで「アキュラ インテグラ」として販売がなされていました。
そして米国では3代目までがアキュラ インテグラ名義で販売されてきましたが、4代目モデルでは「アキュラRSX」と名前を変更。日本仕様と同じく2006年で生産を終了しています。
2022年5月、久しぶりにアキュラ インテグラとして復活したのが、今回日本への導入が発表された5代目です。基本的なメカニズムは日本でも販売されている現行型の11代目「シビック」と多くを共有しています。

当初は1.5リッター4気筒の「VTEC」ターボエンジン仕様のみのラインナップとなっていますが、2023年4月にハイパフォーマンスモデル「タイプS」を発表。
こちらは2リッター直列4気筒ターボエンジンや6速MT、ブレンボ製フロント4ポッドブレーキ、「デュアルアクシスフロントサスペンション」、アダプティブダンバーなど、機能面の多くを現行型「シビックタイプR」と共通するものとなっていました。
ただ、米国でもシビックタイプRはホンダブランドから販売されていますが、インテグラタイプSはアキュラブランドから販売されるモデルということもあり、性能面以外の部分で大きく差別化がなされています。
エクステリアの違いはもちろんですが、インテリアではフロントシートが「ウルトラスエード」素材を用いたシートヒーター付きパワーシートとなり、ドアにはウェルカムライトも搭載。
オーディオはパナソニックオートモーティブが開発した「ELS STUDIO 3D プレミアムオーディオシステム(16スピーカー)」となり、5.3インチのヘッドアップディスプレイや自動防眩ミラー、スマホのワイヤレス充電なども標準装備となるという違いがあります。
そのため、純粋に速さを求めるのであればシビックタイプRに分があるかもしれませんが、プレミアムなスポーツモデルが欲しいと考えている人にとっては、インテグラ タイプSはまたとないチャンスと言えるのではないでしょうか。
なお、インテグラ タイプSの現地価格は5万3400ドルからとなっており、現在(2026年3月上旬)レートで換算すると約840万円となかなかの高額です。
シビックタイプRとの現地での価格差は6505ドル(約100万円)となっているので、日本でも同じくらいの価格差で登場することを期待したいところです。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。

























