大型トラックに付いている「謎の小窓」何の意味? 実は大切な場所だった! 意外な構造とは
「安全窓」を塞いでいるトラックは問題ないのか?
しかしトラックドライバーの中には、安全窓の部分にステッカーを貼り付けたり、カーテンで覆ったりする人がいます。
加えて、助手席の床面に荷物を置いて安全窓を塞いでしまうケースも散見されます。
これらの行為は、場合によっては保安基準に適合せず道路運送車両法違反として検挙される可能性があります。
さらに道路交通法第55条第2項では窓ガラスにカーテンを付けるといった運転者の視野を妨げる状態での運転を禁止しているため、こちらの違反にも抵触することが想定されます。
大型トラックなどを運転する場合は、安全窓からの視界を確保できるよう助手席まわりの荷物整理や定期的な窓の清掃などをすることが重要といえるでしょう。

そのほか左折巻込み事故への対策として、2022年5月から新型車として販売される車両総重量8トンを超えるトラックに「側方衝突警報装置」の装着が義務付けられています。
この装置は左方の歩行者や自転車をレーダーなどで検知し、トラックに近づいた場合に警告灯や警報で知らせる仕組みです。
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安全窓は左方の安全確認のために設置されているものの、大型トラックなどによる左折巻込み事故は依然として発生しています。
トラックドライバーが安全確認をすることはもちろんですが、歩行者や自転車もトラックの内輪差を理解した上で通行に注意することが大切です。










































