東北道下りに「新しいオービス」が設置! 今までなかった“仙台エリア”に進出 新型の「半固定式オービス」どんな特徴がある?
2024年春頃より、栃木県内の東北道や北関東道、群馬県の関越道などで次々と「半固定式オービス」の運用が始まりましたが、その流れは宮城県にも及んでいるようです。従来の固定式オービスとは異なる仕組みや運用方法などについて紹介します。
神出鬼没!? 最新「半固定式オービス」の設置が止まらない
高速道路などに設置される速度違反自動取締装置、通称「オービス」に、近年「半固定式オービス」と呼ばれる新タイプの導入が進んでいます。
これまで、首都圏を含む全国各地で設置が目撃されていますが、新たに宮城県内でも複数の導入があったようです。
ゴールデンウィークはクルマで東北エリアへのお出かけを検討している人も多いかもしれません。
そんなタイミングで、東北自動車道と仙台東部道路、それに三陸沿岸道路に、最新の速度違反自動取締装置である「半固定式オービス」の拠点が設置されました。
新設された半固定式オービスの拠点は3か所で、全て宮城県内です。
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A:東北自動車道 下り(盛岡方面):菅生PAの少し先[320.8キロポスト付近]
B:仙台東部道路 下り(仙台港方面):名取中央SICと名取ICの間[11.2キロポスト付近]
C:三陸沿岸道路 上り(仙台港方面):矢本ICの手前[32.6キロポスト付近]
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筆者(オービスガイド 大須賀克巳)が調査した2024年3月22日と23日時点では、3か所ともコンクリート製の土台とオービス設置台、それらを覆う金網のケージが完成していました。
近くには送電用の鉄柱が立てられ、電力量計により通電も確認できました。
ただしオービス本体が未設置なのはもちろん、手前にあるはずの「速度自動取締路線」などの文言が書かれた青い縦型の予告看板は設置前でした。
他の場所の固定式オービスや半固定式オービスには例外なく予告看板が設置されているので、ここにも間もなく設置されるか、既に設置されていると思います。
オービスに関しては賛否両論があるよね。
絶対的に正確かと言えばそうではないし、事実として裁判で警察側?メーカー?が敗訴している事例もあり。
あと、オービスは幹線道路とかの高規格道路よりも30km〜40kmの市街地道路を積極的に設置するべきとの意見もあるよね。それもそのはず。裏道と言ってかっ飛ばしながら走る輩が多いこと。しかもそういうところは通学路にもなっているしね。千葉県の小学生が巻き込まれたトラック突っ込み事故のニュースは記憶に新しい。