新型「小さな高級車」初公開! 全長4m級だけどオーバー450万円!? 「丸テーブル+超高級ソファ」×オシャブルー内装がカッコイイ「イプシロンMHEV」伊で発売
ランチアは2024年3月19日、新型プレミアムコンパクトカー「イプシロン」のMHEV(マイルドハイブリッド)仕様を発売しました。
EV専用車ではなかった! 新型「イプシロン」にハイブリッド追加
イタリアの高級車ブランドであるランチアは2024年3月19日、新型コンパクトカー「イプシロン」にハイブリッドモデルを追加し、イタリアで発売しました。
2月に先行発表したブランド初のBEV(バッテリーEV:電気自動車)版の新型イプシロンと同様に、最上位グレードのファーストエディション「ランチア イプシロン エディツィオーネ リミタータ カッシーナ」として登場します。
イプシロンは、ランチアのプレミアムコンパクトカーです。
1994年に登場した初代や、2002年に登場した2代目ともに正規輸入されませんでしたが、2011年登場の3代目については、正規輸入を担当したフィアットクライスラージャパン(当時:現ステランティスグループ)の戦略により「クライスラー イプシロン」として国内に正規導入されています。
今回登場した新型で4代目。まず2024年2月にBEVモデルが発表されていますが、また新たなパワートレインが追加されました。
プレミアムBセグメントに属する5ドアハッチバックのボディサイズは、全長4080mm×全幅1760mm×全高1440mm。
ハイブリッドモデルは、100馬力(74kW)を発揮する1.2リッター直列3気筒ガソリンエンジンに48Vバッテリーを組み合わせた最新世代のマイルドハイブリッドシステムを搭載します。
トランスミッションは6速e-DCTのみの設定で、0-100km/h加速は9.3秒、最高速度は190km/hです。
グレードの“エディツィオーネ リミタータ カッシーナ”は、ランチアブランドの新時代を切り開く最初のモデルとして、ランチアとイタリアの高級家具ブランド「カッシーナ」がパートナーシップを結びつき完成したことを表します。
新型イプシロンの内装は、居心地のいいイタリアのデザインハウスを彷彿とさせる「ランチア リビングルーム」をイメージ。
インテリア各部のマテリアルには、ランチア社の伝統を象徴するブルーの上質な生地が採用されており、高級車らしい雰囲気をかもし出します。
“リビングルーム”らしい多機能なテーブル「タボリーノ」や大型10.25インチディスプレイも、新型イプシロンのユニークな点です。
ステランティスグループ初採用となる「SALA(Sound Air Light Augmentation)」インフォテインメントシステムも搭載されるほか、座席には電動調整やシートヒーター、マッサージ機能が備わるなど、充実した装備が用意されます。
一方、新型イプシロンの外観は、新世代ランチアのデザイン言語を採用。
往年の名車を感じさせる意匠を取り入れながら未来感も兼ね備えたデザインとし、世界ラリー選手権で活躍したミッドシップスポーツカーの「ランチャ ストラトス」をイメージした丸型フルLEDヘッドライトや、円型のリアコンビランプの中には「Y(イプシロン)」をモチーフにした形状が含まれます。
さらに先行公開されたBEV仕様とは、フロントのグリル開口部などに形状の差異があることがわかります。
またリアには手書き風の“イプシロン”レタリングが“ランチア”のブランド名と共に備わります。
先進運転支援機能には、駐車を支援するカメラとセンサーのほか、レベル2の自動運転機能が搭載されています。
欧州における新型イプシロン「エディツィオーネ リミタータ カッシーナ」マイルドハイブリッド仕様の販売価格は、2万8000ユーロ(約460万円)です。
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なお今後、新型イプシロン追加バリエーションとして、高性能版の「HF」バージョンの存在も明らかにされました。
1960年に初めてランチア車に導入されたHFですが、新型では小さな象が象徴的なロゴカラー(白、赤、黒)がリメイクされる模様です。
1966年の「ランチア フルビア クーペ」で採用されたカラーをベースに、1990年代に一世を風靡した4WDスポーツ「ランチア デルタ」のロゴのように傾斜が与えられ、スピードと急進性を表現したといいます。
新型イプシロンHFは、イプシロン標準モデル発売の翌年、2025年半ばには導入予定としています。
またランチアでは今後、隔年で1モデルずつ、3つの新型車を導入し、さらに2026年からは100%BEVモデルのみを発表し2028年からBEVのみを販売する予定だとしています。
オシャブルー!
又出ましたな!変な言葉が。
それは置いといてランチアについてはほぼほぼ国内に入らない車種なんで力込めて記事アップしなくて結構です。
オシャとかいう言い回しが既にオシャレじゃないことに気付いたほうがいい。昭和すぎる