存在感スゴイ! 新型「超スポーティ“ワゴン”」初公開! 斬新光るグリル&テールライト採用! 3リッター6気筒エンジン搭載の「E53」欧州に登場へ

独メルセデス・ベンツは2024年3月11日、Eクラス(セダン/ステーションワゴン)の高性能モデル新型「メルセデスAMG E53 ハイブリッド 4MATIC+」を欧州で発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

600馬力超え! 新型「爆速セダン」初公開

 独メルセデス・ベンツは2024年3月11日、Eクラス(セダン/ステーションワゴン)の高性能プラグインハイブリッド車(PHEV)「メルセデスAMG E53 ハイブリッド 4MATIC+」を欧州で発表しました。

内装すげぇ…!新型「メルセデスAMG E53 ハイブリッド4MATIC+」
内装すげぇ…!新型「メルセデスAMG E53 ハイブリッド4MATIC+」

 メルセデスAMG E53 ハイブリッド4MATIC+が搭載するパワーユニットはF1のノウハウを注いだプラグインハイブリッドシステムです。

 3.0リッター直列6気筒ガソリンターボエンジンとモーターを組み合わせ、最高出力585ps/最大トルク750Nmを発生。レーススタートモードにすると瞬間的に最高出力は612psまでアップし、停止状態から3.8秒で100km/hに達します。

 モーターは9速ATに内蔵され、省スペース化を実現。4WDシステムは、トルク連続可変型(4MATIC+)。

 トランクフロア下に搭載されるバッテリー容量は28.6kWh。EVモードでの航続距離は100km超、最高速度は140km/hに達します。

 強力なパワートレインを搭載するのにあわせ、ボディ剛性や足まわりも強化されています。専用チューニングのサスペンションや高性能ブレーキなどを装備。「走る、曲がる、止まる」の基本性能を高次元でバランスさせながら、ドライバーの心を刺激するような感性性能も追求しています。

 エクステリアは、スリムな各種スポイラーを装着するとともに、随所にブラック塗装を施すことで引き締まった印象となっています。フロントグリルはAMGの象徴でもある縦格子となるほか、外形の枠部分が点灯します。

 フロントフェンダーはベースとなるEクラスから22mm拡大。左右の大型エアインレットとともに力強い印象を与えています。

 コックピットは、イルミネーショントリムやカーボン加飾パネル、ナッパレザー製AMGパフォーマンスステアリングホイール、電動調整式AMGスポーツシートなどが標準装備されます。

 マルチメディアシステムにはPHEV固有の機能を追加して、バッテリーの充電状態や温度、航続可能距離などを表示します。

 そのほか「AMGダイナミックプラスパッケージ」「AMGエクステリアナイトパッケージ」などをオプション設定し、さらなる差別化を図ることも可能になっています。

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Writer: 近藤 英嗣

新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。

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