ホンダ新型「プレリュード」本当に発売される?「スペシャルティカー」復活に期待高まる! どんなモデルで登場?
ホンダは新型「プレリュード」を2020年代半ばに発売する予定ですが、どのようなモデルとして登場するのでしょうか。復活に際して、クルマ好きからはどのような声が挙がっているのでしょうか。
新型「プレリュード」発売間近?
ホンダは2023年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2023」で、新型「プレリュードコンセプト」をサプライズで世界初公開しました。
「プレリュード」とは、かつてホンダが販売していた2ドアクーペで、「スペシャルティカー」とも呼ばれたモデルです。
初代モデルは1978年に発売。スタイリッシュなデザインとドライバーの意のままに応える鮮やかな走りで一世風靡し、なかでも1982年に発売された2代目では若い男女から「デートカー」として人気を集めました。その後、5世代目まで進化して2001年に販売終了しています。
22年のブランクを経て、サプライズ公開されたプレリュードコンセプトのデザインは完成度が高く、細部まで現実的な造形で登場。市販を前提にしたコンセプトカーであるといえるでしょう。
実際、同ショーのプレスカンファレンスで、本田技研工業 取締役 代表執行役社長 三部 敏宏氏は、「プレリュード コンセプトは、どこまでも行きたくなる気持ち良さと、非日常のときめきを感じさせてくれる、スペシャリティスポーツモデルです。ホンダだからこそできる“操る喜び”を皆さまにお届けすべく、現在、鋭意開発を進めています。ぜひ、ご期待ください」とコメント。
ホンダの複数の開発者も「2020年代半ばの市販化を目指して開発中」と述べており、復活に向けてのカウントダウンが始まっている状態です。
新型プレリュードは、どのようなモデルとして登場するのでしょうか。
新型プレリュードは電動モデルとして登場する予定ですが、BEV(バッテリーEV)ではなく、ハイブリッド車として投入されることになります。
カーボンニュートラル実現のために電動化を促進するホンダですが、軽くて楽しくてどこまでも走れるクルマをBEVで作ろうとするには技術的な課題があるといいます。
そこで、ガソリンエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。航続距離の心配がなく、楽しく移動できるスポーツカーを実現するには、現時点ではハイブリッドが最適であるというわけです。
ボディタイプは、歴代プレリュードと同じく2ドアクーペスタイルを踏襲します。シャープなヘッドライトのほか、前後ともに一文字のLEDライト装着し、リアには「Honda」と「Prelude」のエンブレムが配されたスタイリッシュなデザインとなりました。
プレリュードコンセプトでは、ルーフやドアミラー、トランクリッドスポイラー、リアディフューザー、サイドスポイラーなどをカーボン製としたほか、タイヤは、20インチのコンチネンタル スポーツコンタクトを履き、ブレンボ製のブレーキを装着するなど、スポーツ性能が高いモデルとなることが伺えます。
内装は非公開ですが、開発者によると2+2の4人乗りを実現。最近のホンダ車に多く見られる、エアコン吹き出し口にハニカムパターンの「パンチングメタル」を装着した、クリーンな印象のインテリアを採用する可能性もあるかもしれません。
市販化への期待が高まっている新型プレリュードには、さまざまな声が寄せられています。
「新型プレリュードの見た目が好きすぎる」「カッコいいな」「未来のクルマみたいでかっこいい」など、デザインが良いといった意見がありました。
その一方で、「トヨタ『プリウス』に似ている」「プリウスかテスラみたい…」「おしゃれな感じが魅力的なんだけど、どこかトヨタ車のようなデザインなのが気になる」など、他メーカーのハイブリッド車やBEVと類似しているといった声も挙がっています。
また、「これは欲しい」「新型プレリュードを買うために貯金しよう」「ホンダのクルマに興味が持てるのはいつぶりだろうか」など、早くも購入に前向きな人も。
「リトラの方がよかったなぁ」「頼むからリトラで出してくれ!」と、かつてのプレリュードに採用されていた、ヘッドライトがパカッと開く「リトラクタブルヘッドライト」の装着を望む声も見られました。
カッコいいけど、プリウスに似てるよね~💦