レクサス新型「和製スーパーカー」どうなる!? “MT&4WD“の「爆速スポーツカー」に!? 美しすぎる「エレクトリファイドスポーツ」市販版の可能性とは
2021年12月に初公開され、その後世界各地に展示されたコンセプトカー「レクサス エレクトリファイドスポーツ」。レクサスブランドの“和製スーパーカー”ということで「次期型LFA」としての期待もかかる同車ですが、実際にはどのようなクルマで、市販車として登場するとしたらどのようなモデルとなるのでしょうか。考察します。
期待の和製スーパーカー「エレクトリファイド スポーツ」とは
BEV(バッテリー電気自動車)に関してはクルマ好きの中でも賛否が分かれるところですが、クルマ好き視点で見たときに間違いなく言えることがあります。それはエンジン駆動車には真似のできない加速をもたらしてくれるということ。
公称値において最速で2.1秒という0-100km/h加速(停止状態から時速100キロまでに到達する加速)を誇るテスラ「モデルS」をはじめ、最速モデル「ターボS」で2.4秒というポルシェ「タイカン」など高出力のBEVは加速が自慢。
参考までに現時点でガソリンエンジンを搭載するポルシェで0-100km/h加速がもっとも速いモデルは991型の「911 GT2 RS」で2.8秒。タイカン ターボSはそれよりも鋭い加速をするのだから驚きですね。
BEVは環境にやさしい云々のイメージで語られることが多いもの。しかし、モーターの特徴をいかしたガソリン車には真似のできない怒涛の加速性能を知れば、クルマ好きとして単純に凄いなと感じるのはきっと筆者だけではないでしょう。
トヨタは昨年2023年に世界一の販売台数を誇るいっぽうで、一部報道などでは「BEVの出遅れ」が指摘されているのもまた事実。とはいえそんなトヨタも今後はBEV戦略を加速させていくことは、昨年の「ジャパン・モビリティ・ショー」にトヨタとレクサスがBEVのコンセプトカーを多く出展したことを見ても明らかでしょう。
スポーツカーからランクルのBEVを示唆するモデル「ランドクルーザーSe」まで、バラエティに富んだラインナップでした。
そしてもちろん「BEVスーパースポーツ」の世界を無視しているわけでもありません。その代表というのが、2021年12月に初公開され、その後世界各地に展示されたコンセプトカー「レクサス エレクトリファイドスポーツ」です。
「『レクサスLFA』の後継」ともいわれるスーパースポーツカーで、バッテリーは全個体電池、1充電の航続距離は約700kmを想定しています。
0-100km/h加速タイムは“2秒程度”とされ、これはLFAの3.6秒を大幅に下回る鋭さなのだから楽しみですね。駆動方式は「DIRECT4」と呼ばれる電動4WDなのだそうです。
そんなエレクトリファイドスポーツですが、コンセプトカーのデザインのままで発売することはおそらくないでしょう。しかし、このコンセプトカーの意匠をベースに法規対応や生産できるように変更するなど現実化して市販する可能性は十分に考えられます。
では、もしエレクトリファイドスポーツが市販化されるとしたら、どんなクルマとなるのでしょうか。
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