ホンダ新型「2ドアクーペ」発売へ 22年ぶり復活で大注目!? 「プレリュード」はどんな人が興味を示すのか
今後、数年以内に発売されるホンダ新型「プレリュード」。日本の販売店ではどのような反響が寄せらているのでしょうか。
22年ぶりに復活! どんな人が興味示してる?
ホンダから「プレリュード コンセプト」が発表され、国内外で注目を集めています。
近い将来発売される予定ですが、日本の販売店ではどのような状況なのでしょうか。
プレリュードの歴史は1978年にはじまり、2ドアのノッチバッククーペスタイルとして登場しました。
1980年代から2000年代前半にかけて流行した「スペシャリティカー」というジャンルのモデルで、別名「デートカー」とも呼ばれたモデルです。
その居住性や快適性などから高い人気を誇っていたプレリュードですが、徐々にSUVやミニバンなどの実用性の高いクルマが台頭し、人気は衰退していきました。
2001年には当時5代目となっていたプレリュードが販売終了となり、ホンダのラインナップからは姿を消しています。
しかし、2023年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2023」でホンダは「プレリュード コンセプト」を世界初公開しました。
22年ぶりとなるプレリュードの復活に注目が集まっています。
新型プレリュードは2ドアクーペで、コンセプトは、“アンリミテッドグライド”です。
エクステリアでは、流麗なデザインが特徴的で、グライダーのように優雅に滑空するイメージを重ね合わせた見た目になっています。
フロントのデザインなどは、グライダーの羽根をイメージ。
詳細なスペックなどは発表されていませんが、ハイブリッドシステムを搭載する4座クーペが登場するとされています。
ホンダは「2020年代半ばの市販化に向けて開発中」としており、2024年から2025年に登場するのではないかと予想する声が上がっています。
ジャパンモビリティショーでのサプライズとなったプレリュードですが、同年11月17日-26日に開催された「LAオートショー」でもホンダブースに同様のプレリュードが展示され、アメリカでも大きな話題となりました。
さらに、同年12月14日にはホンダの米国法人から南カリフォルニアの「アメリカン ホンダ コレクション ホール」で展示されたと公式SNSアカウントを通じて公表しています。
日本やアメリカで注目を集めているプレリュードの発売を心待ちにしているファンも多いかもしれません。
2020年代半ばに発売予定とされるプレリュードですが、実際に販売店にはどのような声が寄せられているのでしょうか。
関東圏のホンダ販売店担当者は次のように話します。
「プレリュードに関して、問い合わせはいただいております。
『出たら教えてほしい』『今年中には出るのか』と、販売時期について質問をいただくことが多いです。
また、年配者からの問い合わせをいただくことが多く、『プレリュードが復活して嬉しい』と、過去に乗っていた人が再登場に期待を寄せている印象です」
さらに、関西圏の販売店担当者は次のように話します。
かつてプレリュードに乗っていたご年配の人からの問い合わせもあるのですが、20〜30代のクルマ好きの若い人からも問い合わせがあります。
プレリュードのスポーツ仕様の運転席やハイブリッドの走行感覚に興味を持たれている人が多いです。
『シビックに乗っているけど、次はプレリュードにしてみようかな』という人もいらっしゃいます。
また、『MT仕様はあるのか』という部分に関心を寄せる人もいました」
※ ※ ※
2023年10月に発表されたプレリュード コンセプトですが、そのワイドでスポーティなボディから同社の「シビック」と比較する人も多いようです。
登場が2020年代半ばということで、数年後には日本で見られる日がくるかもしれません。
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