まさかの「ダミー」仕様登場!? 謎の「半固定式オービス」に新種! 神出鬼没な「速度取締り機」の新たな実態とは

「半固定式オービス」はダミーの可能性も!? 巧妙な「新機能」とは

 ドライバーは本体の有無が分かりにくいと述べましたが、一部のオービスに詳しいドライバーは、拠点を通過する時にオービス本体が入っているか、入っていないかを判別することが可能で、その情報はすぐにSNSなどを通じ拡散されることもあります。

 それを気にしたのかどうかは不明ですが、今回設置された拠点には新たに「ダミー機能」が追加されました。

良く見ると中身は「空っぽ」!? 新たに「ダミープレート」が装着された「半固定式オービス」設置拠点[撮影画像:道路管理関係者提供]
良く見ると中身は「空っぽ」!? 新たに「ダミープレート」が装着された「半固定式オービス」設置拠点[撮影画像:道路管理関係者提供]

 作りはいたってシンプルで、少し離れるとオービス本体のように見える金属製のプレートを取り付けてあるだけです。

 このアイディアを考えた人は天才かもしれません。

 さらにこのダミープレートはコの字型の鉄パイプと一体になっており、本物のオービス本体をセットする場合は簡単に側面へ移動できる仕様となっているようです。

 個人的にはダミープレートの白色枠を少し細くすればより本物らしく見えると思いますが、これで半固定式オービス本体の有無に関するSNS情報で画像添付のないものは信用できなくなり、警察や製造メーカーの一歩リードといえます。

 このように半固定式オービスは、固定式と移動式のメリットを合わせたような機器で、2021年4月に大阪府の阪神高速に登場した後、熊本県、長野県、茨城県、福井県、静岡県、福岡県の7府県に設置されています。

 大阪府以外の拠点は3か所ずつなので、全国には24カ所の拠点が存在します。

 今後、複数の県警で導入する噂もあるので、これからも数を増やしていくと考えられます。

 さらに移動式オービスと併用することにより、より速度抑止効果が高まります。

 現在も高速道路上で移動式オービスの運用が増えてきましたが、連続運用可能な半固定式オービスと神出鬼没の移動式オービスの組み合わせにより、走行速度に注意するドライバーは増えると思います。

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