マツダ「ロータリースポーツカー」市販化は実現するのか!? めちゃカッコいい「アイコニックSP」の実現に期待が持てる「理由」とは
ロータリーEVの高い完成度に「アイコニックSP」への期待も高まる!
今回、MX-30ロータリーEVを運転してみて感じたのは、ロータリーがどうこうよりも、レンジエクステンダーを搭載したEVとして、とても完成度が高いということです。
モーターのトルクの出し方だけではなく、走る、曲がる、止まるの部分は「さすがマツダ」としみじみ実感するほど優秀です。
そしてロータリーEVとなったことで、航続距離もガソリン満タンなら約700kmまで伸びています。
ちなみにMX-30 EVの一充電走行距離は、WLTCモードで256kmでした。
元々デザインも秀逸で、乗り味も乗り心地も良かったモデルが、さらに航続距離も伸びて400万円台から購入でき、補助金によってはさらに安く手に入るのなら、むしろお買い得とさえ思ってしまいました。
マツダファンが期待する意味での「ロータリーエンジンの息吹を感じられるモデルか」といえば少し違うかもしれませんが、8C型はマツダの現代の技術を詰め込んだ革新的なロータリーエンジンであることは間違いありません。
※ ※ ※
アイコニックSPの市販化にたどり着くには、まださまざまなステップが必要かもしれません。
しかしMX-30ロータリーEVに触れてみて、改めてMX-30というクルマの魅力に気付かされるとともに、MX-30ロータリーEVから新たなファンが生まれたり、ロータリーEVが熟成されていくことで、アイコニックSPのような新たな未来が拓けると、大きな希望を抱くことができました。
古典的デザインって言う人はいるが、やっぱりカッコいいモノはカッコいい。
上から見たコークボトルライン然り、リアのデザイン、何といってもリトラクタブルライト。
イタリアンテイストのデザインでRX-7にはドンピシャ!
ロードスターはこのデザインの味を活かしてブリティッシュデザインに振って欲しい。