希望ナンバー「358」人気なぜ? あえて「選ぶ人」理由は? 全国唯一の「抽選対象地域」はどこ? 広まった背景いかに
2023年は4年ぶりに「希望ナンバー制」における人気ナンバーランキングが発表されました。軽自動車部門で1位になったのは「358」ですが、なぜ人気なのでしょうか。
希望ナンバーの人気ランキング、軽自動車部門で1位に
2023年に開催されたジャパンモビリティショーの中で、全国の希望ナンバーの人気ランキングが発表されました。
軽自動車部門では「358」というナンバーが1位に輝きましたが、一体なぜ人気なのでしょうか。
の住所変更をおこなう際などには、自動車ユーザーが好きなナンバーを選択する「希望ナンバー制」を利用できます。
希望ナンバーの中でも特に人気が高く、抽選に当たった人のみが取得できる番号を抽選対象希望番号といい、それ以外の番号を一般希望番号といいます。
さらに抽選対象希望番号には全国一律で指定されているナンバーと、地域ごとに指定されているナンバーが存在し、現在は下記の13種類が全国一律の抽選対象希望番号です。
「1」「7」「8」「88」「333」「555」「777」「888」「1111」「3333」「5555」「7777」「8888」
その一方、地域ごとの抽選対象希望番号には品川ナンバーや大阪ナンバーなどさまざまな地域で指定されている「1122」(いい夫婦)や「2525」(ニコニコ)などがあります。
さらに富士山ナンバーでは、富士山の標高をあらわす「3776」が指定されています。
2023年10月25日から11月5日にかけて東京ビッグサイトで開催された「ジャパンモビリティショー2023」においては、一般社団法人全国自動車標板協議会が全国の希望ナンバーの人気ランキングとして、以下の結果を公表しました。
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●登録車(3ナンバー)部門
1位「1」、2位「8」、3位「3」、4位「5」、5位「8888」
●登録車(5ナンバー)部門
1位「2525」、2位「1122」、3位「1」、4位「8」、5位「3」
●軽自動車部門
1位「358」、2位「2525」、3位「3」、4位「1」、5位「8008」
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これらは各地域で人気のナンバーを1位から10位まで集計し、全国版のデータとしてまとめたものです。
数字1文字やゾロ目、語呂合わせなどが人気を集める中、軽自動車部門ではそれらに該当しない「358」という数字が最も人気の希望ナンバーでした。
実はこの「358」は登録車(3ナンバー)部門で9位、登録車(5ナンバー)部門でも6位にランクインしているほか、名古屋ナンバーの登録車に関してはすでに抽選対象希望番号に指定されているほどの人気ぶりです。
では、一体なぜこの数字が人気なのでしょうか。
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