トヨタ新型「カムリ」世界初公開! 最新トヨタ顔&超豪華内装がカッコイイ!「日本生産の右ハンドルモデル」豪で2024年発売
2023年11月14日(日本時間15日)、トヨタの米国法人は新型「カムリ」を世界初公開しました。外装デザインが大きく変わり、雰囲気が一新されましたが、その内装はどのような仕上がりなのでしょうか。
トヨタ新型「カムリ」誕生! 右ハンドルモデルは日本で製造
2023年11月15日、トヨタのオーストラリア法人は新型「カムリ」を米国と同時に世界初公開しました。
カムリは、1980年に「セリカ」の派生車種「セリカ・カムリ」として登場したミッドサイズセダン。1982年に登場した2代目からセリカの名称が消えてカムリとして独立すると、以降は3代目(1986年)、4代目(1990年)、5代目(1994年)、6代目(1996年)、7代目(2001年)、8代目(2006年)、9代目(2011年)、現行となる10代目(2017年)とモデルチェンジを重ね、進化を続けてきました。
初代こそFRでしたが、2代目以降はFFモデルとなり、現在のトヨタのラインナップでは“FF最大・最上級セダン”となっています。
現行モデルの10代目は、日本国内では、セダン需要の低下などの影響で2023年12月下旬に生産終了することが明かされていますが、一方で北米地域では21年連続でミディアムサイズセダンセグメントの最量販モデルとなっているなど、国外ではその人気は根強く、今回発表されたオーストラリアを含め、今後も展開が続いて行く予定です。
そんなカムリのフルモデルチェンジを終えた2025年型の新型カムリが、2023年11月15日、オーストラリアでも発表されました。
エクステリアは、ではこれまでのモデルと比較し、より滑らかでスポーティなデザイン。フロントフェイスには、最新のトヨタ車で特徴的なハンマーヘッドが用いられるほか、シャープなLEDヘッドライト、デイタイムランニングライト、テールライトが装備され、洗練された印象です。
インテリアでは、全体的に、水平基調で先進的なデザインとなっており、上質感を高めています。また、全グレードで、シートクッションの形状と密度が見直され、クッションを長くすることで快適性を向上させています。ヘッドレストも柔らかくなり後方に移動され、乗り心地が向上しています。
また、同時に公開された北米仕様とは違い、左側通行のオーストラリアで販売されるため、右ハンドルとなります。
パワートレインは、トヨタのセダンで初めて最新の5世代目TFSを搭載。同パワートレインは2.5リッター直列4気筒エンジン+モーターを組み合わせたハイブリッドシステムで、FFで225馬力、AWDで232馬力のシステム最高出力を発揮します。なお、先代モデルに存在したガソリンエンジンモデルは新型カムリではラインナップされません。
また、足元には再調整されたサスペンションが装備され、応答性、安定性、ハンドリングの向上に貢献し、オンロードでの快適性が向上しています。
先進安全装備では、ブラインドスポットモニター、リアクロストラフィックアラートなど歩行者検知機能付きプリクラッシュセーフティシステム、レーダークルーズコントロール、ステアリングアシスト付き車線逸脱警報、レーントレースアシスト、道路標識アシスト、オートマチックハイビームなどが装備されます。
オーストラリア向けの新型カムリは日本で生産され、2024年後半には発売される予定です。
トヨタのオーストラリア法人で、マーケティング・フランチャイズ運営副社長を務めるショーン・ハンリー氏は、新型カムリについて以下のように述べています。
「カムリハイブリッドのみへの移行は、オーストラリアを含む世界的な消費者の需要を反映しています。電動化を通じて顧客の二酸化炭素排出量削減を支援するというトヨタのアプローチが継続的に成功していることを明確に示しています。
ハイブリッドだけでなく、その独特なデザイン、非の打ち所のないクラフトマンシップ、プレミアムなインテリア、そしてビークルダイナミクス、安全性、利便性が新世代へと進歩した新型カムリには、大きな需要が予想されます」
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。