はじめての「車中泊」なら「最新軽バン」がイイ? 手頃だけどめちゃ快適な「純正寝床」がスゴい!
キャンピングカーの人気が高まるなか、もう少し手軽に楽しみたいと考える人たちが「軽バン」に注目しています。「車中泊」が楽しめる軽バンの魅力に迫ります。
「キャンピングカー」も良いけれど…… より手軽な「車中泊仕様」にも注目
車内で「車中泊」が楽しめる本格的な「キャンピングカー」の人気が右肩上がりです。
興味を持つ人も多いなか、もう少し手軽に楽しみたいと考える人たちが「軽バン」に注目しているといいます。どのような魅力があるのでしょうか。
ここ数年、キャンピングカーの売れ行きが好調だといいます。
日本RV協会(JRVA:ジャルバ)が2023年2月に発表した「キャンピングカー白書2023」によると、2022年のキャンピングカー販売総額は、対前年比120%の伸びとなる過去最高の762億円超えを達成したと記されています。
国内キャンピングカーの累計保有台数も過去最高の14万5000台で、ここ10年にわたって常に右肩上がりの成長を示しています。
ここでいうキャンピングカーとは、就寝設備に加え、水道・炊事設備を備えた8ナンバー登録車両を指します。
近年はその充実度も増しており、車内の断熱処理をはじめ、壁面や頭上に収納棚を備えるほか、停車時に電力を供給するサブバッテリーとともに、エアコンや電子レンジといった快適・便利装備を搭載したモデルも多く存在します。
ただしその分価格も上昇し、1000万円級のキャンピングカーも少なくありません。
一方で、まるで「家」のように本格的な贅沢装備は不要で、ベッドの空間があればひとまず十分と考える層も一定数います。
また、キャンピングカーにも興味はあるものの、車中泊の入口として、簡易的な車中泊仕様を求めるケースもあるでしょう。
そうした人たちがもっとも注目しているのは、扱いやすいサイズで価格も手ごろな「軽ワンボックス」です。
その軽ワンボックスの二大勢力といえるのが、スズキ「エブリイ」「エブリイワゴン」と、ダイハツ「アトレー」「ハイゼットカーゴ」です。
なかでもダイハツの2モデルは、2021年12月に17年ぶりのフルモデルチェンジを実施したばかりの最新版とあって、特に注目されています。
ダイハツの設計思想「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」を採り入れ、新開発プラットフォームやCVTを軽商用車で初搭載したほか、予防安全機能「スマートアシスト」も搭載し、走行性能や安全性、燃費、静粛性といった基本性能を大幅に向上しました。
車体形状をよりスクエアに、そして床面もフラットにすることで荷室の効率を高め、小口配送業などの商業用途のみならず、アウトドアブームの拡大にともない、近年増加傾向にある個人ユーザーの需要にも対応しました。
荷室の各寸法は、荷室長1820mm(2名乗車時)×荷室幅1410mm(4名乗車時)×荷室高1215mm(アトレー)で、荷室の最大積載量は1275リットルです。
そんな広大な車内をさらに効率的に使用するため、荷物整理用に棚を自作するユーザーに向け、ダイハツでは壁面などにナット穴を増設するなどの工夫も重ねています。
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