「やっちゃえ日産」のキムタクだけじゃない! ジャニーズタレントが出演してた“クルマCM”5選
日産CM出演のキムタクもかつては「トヨタ派」だった!?
●トヨタ「プログレ」
1982年に結成された「シブがき隊」ではバリバリのアイドルとしてデビューした本木雅弘氏ですが、1988年に解散後すぐにジャニーズ事務所を退社、俳優へと転身しました。
本木雅弘氏(モッくん)は、端正で知的なルックス、均整の取れたスタイル、そして何より力強い眼光と優れた演技力で、あっという間に日本有数の人気俳優に。
そんなモッくんが夏目漱石をモチーフにした学者役で登場したのが、トヨタ「プログレ」のCMです。
ラグジュアリーな高級車として開発されたプログレは、全長4500mm×全幅1700mm×全高1435mmとほぼ5ナンバーなボディに2.5リッター/3リッターエンジンを搭載。
「クラウン以上のセルシオ品質」といわれ、装備や塗装、吸音材にまでこだわった意欲作でした。
●スズキ「ソリオ」
現在の軽自動車はハイトワゴンやスーパーハイトワゴン全盛ですが、この流れを作ったのは1993年に登場したスズキ「ワゴンR」です。
そして、ワゴンRの幅を拡大し排気量アップした小型車版が「ワゴンR+」であり、さらなる進化系として「ソリオ」が現在も販売されています。
そんなソリオの2代目モデルのイメージキャラクターとして登場したのが、5人組となった時代のKAT-TUN(カトゥーン)でした。
人気者の起用という面に加え、乗車定員が4人乗りの軽自動車とは異なり、小型車のソリオは5人乗り仕様だという優位性を暗に示したものでもあったのです。
そして、2015年にソリオが3代目へフルモデルチェンジするタイミングで、CMキャラクターが同様に当時5人組だったTOKIO(トキオ)へと変更しています。
ソリオは全長3710mm×全幅1625mm×全高1745mmのボディに1.2リッターエンジンを搭載。のちにはマイルドハイブリッド、ハイブリッドモデルも追加され、環境にも乗る人にも優しいコンパクトミニバンとして、4代目となった現在でも人気車種になっています。
●トヨタ「カローラフィールダー」
今、ジャニーズタレントのクルマCMでもっとも有名なのが「やっちゃえ日産」シリーズの木村拓哉氏。かつては、トヨタの主力モデル「カローラ」から派生した「カローラフィールダー」のイメージキャラクターとして活躍していました。
今も幅広い層から支持の熱い木村拓哉氏ですが、1990年代~2000年代は無双状態。所属グループ「SMAP」は国民的人気となり、個人でも「月9」現象を引き起こした立役者として出演作品が大ヒット。現在でも高い人気を誇っているスーパースターです。
そんな木村氏がイメージキャラクターとなったカローラフィールダーは、もともと大衆車だったカローラのワゴン版である「カローラツーリングワゴン」が進化したモデル。
大衆車のイメージを払拭すべく、2代目だけでなく3代目でも木村拓哉氏が起用されました。
前述のように、現在木村拓哉氏は日産のCMに出演していますが、同社はジャニーズ事務所の所属タレントとの新たな広告・販促契約などを行わないとの方針を示しています。
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