トヨタ新型「スポーツセダン」実車展示! 漆黒ボディがカッコイイ「ミライスポーツ」が走った! “初回展示”からの進化点とは
強化されたパワートレインの仕上がりは?
実はこのモデルはメカニズムにも手が加えられています。
パワートレインは燃料電池システムの発電能力の引き上げによって、最高出力を128kW(174ps)から132kW(180ps)に向上。開発者は「ノーマルとは高速域での加速力や伸びが違いますね」と自信を見せます。
フットワークもアップデートが施されています。タイヤサイズ245/40ZR21のミシュラン「パイロットスポーツS 5」やマットブラックの鍛造アルミホイール、レッドのブレーキキャリパーはそのままですが、サスペンションは専用品へと交換され、車高は以前よりわずかに下げられています。現時点は社外品をベースにトヨタ流の味付けにセットされているそうですが、「走りのレベルはかなり高い(開発者)」との事です。
走りの進化は実際に乗って試したい所ですが、まだおあずけです。ただ、今回MIRAI SPORT CONCEPTはデモ走行を行なっています。
そのドライバーはなんと、ル・マン24時間レースの主催であるフランス西部自動車クラブ(ACO)ピエール・フィヨン会長でした。
実はフィヨン会長はリアルなMIRAIユーザーなのですが、走行後の表情は満面の笑みを見せており、このクルマの仕上がりの良さが解るでしょう。
ちなみにフィヨン会長のインプレッションは「加速力が私のMIRAIとかなり違う」との事でした。
そんなMIRAI SPORT CONCEPTの話をトヨタ副社長兼CTO(チーフ・テクニカル・オフィサー)の中嶋裕樹氏にすると、「アイツら、本当に勝手に色々な事してますね。でも、自分もエンジニアだった頃に同じような事をしていたので何も言えませんが、自分の時はもう少しコソコソやってましたよ」と語ってくれましたが、その表情はどこか嬉しそうでした。つまり、そんな挑戦が“堂々”できるのが今のトヨタです。
半年の間でより完成度が高められたMIRAI SPORT CONCEPT。筆者はそのネーミングから「CONCEPT」が外れるタイミングはそう遠くないと信じています。
Writer: 山本シンヤ
自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車メディアの世界に転職。2013年に独立し、「造り手」と「使い手」の両方の想いを伝えるために「自動車研究家」を名乗って活動中。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
ミライ、最初からこのスタイルで発売すれば、きっと売れたのに・・。
お金があれば欲しいと思いました。
水素の供給が簡単なら欲しかった車です。
どんなに品質upさせても、水素ステーションが現状なら売れないだろう。
勿体ないからPHEVかEVバージョンを販売して欲しい。
大阪市内で法人役員車の専従ドライバーをしています、加速感や走行時の静かさ足回りの安定性は素晴らしいものがあり、水素チャージのステーションもまだまだ少ないですがガソリンの高騰化に比べ満タンチャージで約5,000円程度で400km〜450km走行が可能 緊急自動ブレーキはブレーキを踏んでいても1メートル以内でいきなりブレーキロックされビックリしました、もう少し安ければ個人的に欲しいクルマの1つですね…
バブル時代に憧れた子供がいつかと思って造ったデザイン、巷にエセ暴走車が増えてきた。
他車に圧をかけるデザインが増えすぎだし、EV無音で傍に来られると怖いわ!